【写】ひらめき | ねこの手も借りずに ~筆文字と写真の日々~

【写】ひらめき


夏の日差しから目を背けた瞬間、キリンはひらめいた。

「 そ、そうか
  アイツが犯人だったのか・・・ 」

こんなところで首を長くしている場合ではない。

「 ・・・やれやれ 」

汗を拭う間も無く、
声にならない独り言だけを残し、キリンは駆け出していた。

「 暑くて長い一日だな・・・ 」


ねこの手も借りずに ~筆文字と写真の日々~