前の話しの続きぃ!!
そんな訳で、前のブログからみてねぇ!
要約すると・・・・・。
君に胸キュンのあみんぐは可愛い!
って話です。ヽ(*⌒∇⌒*)ノ::・'゚☆。.::・'゚★。.::・'゚☆。ワーイ!!
んぱっ!
いや、ちゃんと砲弾の話してます。
ところで・・・。
なんか緊急事態宣言で、ライブとか自粛の嵐が復活しそうな悪寒がするが・・・。
恋愛決壊警報をまず出せや!
もはや、錯乱猫やん!
えっと・・・・話を戻します。ヾ(゚Д`;≡;´Д゚)ノ゙
そうそう、技術者は考えた!
⇒空気抵抗を減らしちゃお!
みんな考える事はおなじなんよ!
③:装弾筒付徹甲弾の登場
イギリスの対戦車砲として、1941年末の採用以来連合国で最高の性能を持って居た17ポンド砲ですけど、1944年の9月に装弾筒付徹甲弾(APDS)が新規に開発されたぁ!!
・ 茶色の部分:砲口からでたら分離する装弾等
・ 青の部分:HVAPと同じく弾芯
これは高速徹甲弾(HVAP)では付きまとっていた弾体部を分離する事で空気抵抗の少ない弾芯のみで飛ばしちゃお!って弾です!
ただ、砲口をでるまでは絶対に分離してはダメ(砲身内で分離したら砲身が爆砕される!)で、砲口をでたら即座に分離する必要がある。
イギリスの17ポンド砲
装弾筒を分離するタイミングがバラバラだと、空気抵抗を受ける具合もバラバラになって、まともに命中しなくなるん。Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
17ポンド砲では中々安定させることが出来ず、HVAPとの併用だった。←HVAPでも十分な威力が有った事も原因だけど。
このAPDSだけど、弾芯は細くて長い方が貫通力が高くなる。
同じ重量なら下の方が貫通力は有りそうですよねぇ!!まぁ実際そうなんですけど!
ところがライブリングにより弾を回転させ、ジャイロ効果で弾芯を安定出来るのは、LD比(直径VS長さ)が1:6が限界といわれてるん。
74式でも使われてる、L7-105㎜戦車砲のライブリング。
つまり、直径30㎜の弾芯だと、全長は240㎜までしかダメで、直径20㎜径だと120㎜が限界になってしまう。
そこで技術者は考えた。
弾を回すの辞めれば良いんじゃねっ!!
④:真打!装弾筒付翼安定徹甲弾
そして考えられたのが、翼で弾芯を安定させる、装弾筒付翼安定徹甲弾:APFSDSです!!
これは現在でも戦車砲の主力弾種で、つまり最終進化形の戦車主砲弾と言えるものだよん!
弾芯後方に着く「羽根」で弾芯を安定させる・・・つまり、弓矢の”矢”をイメージして貰えばいいかと。
これを74式戦車とかの積んでるライフル砲で打つためには、回転すると上手く安定できない(鉛筆をコマのように回せないのと同じ)ため、スリッピング・バンドを外周に巻いて、弾は回らない様にしてる。
APFSDS弾にライフリングは不要です。
弾芯から装弾筒が分離した瞬間。
現在のAPFSDSはL/D比が1:30に達するものもあり、20㎜弾芯でも全長は約600㎜に達するんですよ!
その結果!
RHA(均質装甲版)換算の貫通力は!!
(いずれも距離2000m射角0度での値)
・L7-105㎜砲 74式戦車・16式装甲戦闘車 約460㎜
・ラインメタル120㎜44口径砲 90式及び10式 約650㎜
・ラインメタル120㎜55口径砲 レオパルドⅡA6 約810㎜
・2A82 125mm滑腔砲(ロシア)T-14 約1000㎜
と信じられない貫通力を持つ次第です。
ちなみに、戦艦大和の舷側装甲は410㎜・・・・・
もう、笑しか出てこない。
戦争には行きたくないっすね。💦💦
APFSDS弾の採用によって、砲自体も大きな変化が有ったんだけど・・・・それはまた別の話しで。
じゃ、ばいにゃん!
=①ω①= 猫☆ミ