久しぶりな猫ブログだよ!!
コロナ禍で余り出掛ける元気も無く。
やっぱり・・・守りを固めないと!!
そんな訳で複合装甲の話!
①そもそも複合装甲とわ?
従来の鋼で出来た装甲に、セラミックやら炭素繊維、チタン合金などを組み合わせ(複合)させ、防御力を高めた装甲の事です。
その中でもセラミックが中心と言われます。
セラミックを中心とした複合装甲と言われる90式戦車
セラミック(つまり焼物)は、非常に原子間結合力が高く、非常に高い硬いのですが・・・・
貴方はセラミック(陶器みたいな物ね!)で作られた戦車に乗りますか???
猫は嫌だ!!
だって割れちゃうもん!
そう、セラミックは非常に硬いけど、割れ易いのよ!
割れちゃったら、防御どころの話しでないからねwww
②じゃなぜセラミックなのか?
割れると言っても、亀裂が進むスピードって物があるのよ。
対戦車ミサイルや、ロケット兵器(バズーカみたいな奴!)で使われる、HEAT(成型炸薬弾)から射出されるメタルジェットは、それより早い!?
米国のジャベリン対戦車ミサイル!
セラミックの亀裂進行スピード:約3000m/秒
メタルジェットのスピード:約8000m/秒
⇒値はだいたいそんなもんって感じで!!
つまり、メタルジェットが割れに追いついちゃうから、強力な原子間結合をこじ開けながら進むわけで!!つまり割れの影響を受けないのです!!
1960年代の対戦車ミサイルの発達で言われた「戦車不要論」に対する「回答」なんですわ!!
だから、APFSDS弾が使える戦車は、HEAT弾は対戦車戦で使わないのよん!。( ̄ー+ ̄ ) ニヤリ
③APFSDS弾:には??
一方、戦車砲の主力弾であるAPFSDS弾は、1500m/秒程度であるため、亀裂スピードより遅い。
つまり・・・・・装甲は割れちゃいます!
ロシアT-72のAPFSDS弾
T-72採用時の弾なんで古いけど。
だがしかし!!。( ̄ー+ ̄ ) ニヤリ
APFSDS弾は1500m/秒程度で着弾するため、装甲と弾体にはピンポイントで高圧にさらされる為、それぞれが流体の様にふるまう(溶けるようなイメージ)、塑性流動と言った現象がおこるらしい!
あっ、みんな付いて来てる??ヾ(゚Д`;≡;´Д゚)ノ゙
塑性流動が起ると弾体も装甲も流体としてふるまう為、機械的性質も無視されるので、滑らすと言う意味の被弾経始もほぼ機能しなくなる。
そして、お互いが溶けつつ貫通していくのよねぇ。
被弾経始を無視したレオパルド2!
セラミックは「塑性流動」が起るユゴ二オ弾性限界が、鋼の10倍以上もあるため、割れるまでは高い防弾性を発揮できるらしい。
⇒専門家ちゃうから詳しい事はわからん!
複数のセラミック材が積層されてれば、毎回「割り」ながら進む為、そのような構造の装甲が複合装甲なんだって!
今は炭素繊維やらセラミック以外の材料を組み合して、重量的にも軽くなってるらしい!!
・90式戦車:50トン
・10式戦車:44トン
20年で6トンも軽くなってるん!(・___・)ノ"
因みに・・・10式戦車は外装式のモジュラー装甲なんで、最大48トンになる最大装甲状態なるものが有るらしいが・・・
公開されて無いんだって??
ところで質問!!
最後まで読んだ人・・・・居る??
そんな訳で、バイにゃん!
=①ω①= 猫☆ミ