こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、地球上の生命の絶滅を回避する解決策を求めて世界各地を巡る2人のティーンエイジャーの旅を追ったドキュメンタリー「animal ぼくたちと動物のこと」



過去40年間に絶滅した脊椎動物の個体数は既に60%を越え、ヨーロッパでは飛翔昆虫の80%も姿を消していることから、科学者たちはこの事態を「6度目の大量絶滅」と呼んでいる。

動物保護と気候変動問題に取り組む16歳のベラとビプランは、活動家でもあるディオン監督に後押しされ、気候変動と種の絶滅という2つの危機の核心に迫るべく旅に出る🌍️


プラスティックにまみれた腹の魚たち🐡

触手に重そうにプラステックの大きな容器をぶら下げて泳ぐタコ🐙


A4サイズの居住面積が割り当てられ、窮屈そうに過ごすウサギたち🐇


朝の通勤電車に駅員さんに押し込まれる乗客のように、すし詰めにされていく七面鳥🦃


先進国の人間の消費の結果、押し出されたゴミの行き先は開発途上国か、自然の中だ。

いつだって、弱者が割りを食う世の中。


ラストのコスタリカの光景は圧巻😲

空から見ても声をあげてしまうほどの、緑。

80年代に国土の20%にまで減少した森林は、現在50%にまで回復し、野生動物の5%がこの小さな国に暮らす🇨🇷

バクやアリクイが自由に闊歩する光景。


冒頭で二人が質問を投げても張り付いたような笑顔でスルーして振り返らない議員とは対照的に、コスタリカでは大統領自身が二人のインタビューに答えていた姿が印象的だった。


今回評価は、⭐⭐⭐★★の3.4 

2024.6.3鑑賞