生後もうすぐ7ヵ月になるゆめた
最近食欲不振が続いていました
病院で風邪かもしれないと診断され目薬を処方され、体重が減ったら来て下さいと言われていました
体重を減らさないように、大好きな毛布の上でご機嫌をとりながら手のひらにご飯をのせて時間をあけながら少しでも食べてもらっていました
でも体重は減らなくても増えませんでした
あまり元気もなくなってきたので他の病院に連れて行きました
検査をしたらFIPという難病の疑いがあるとのこと
もしそうだったら致死率は100パーセント
数日間のうちに亡くなる可能性もある
一刻を争うので早急に大きい病院で詳しく検査する必要があるとのこと
そんな大変なことになっているとは思っていなかったので、驚きと悲しみで涙が溢れました
そして高度医療センターを紹介されすぐにそちらの病院へ行き再び検査を受けて結果を待っていました
一昨日病院から連絡があり、FIPの可能性が高いから早く治療を始めたほうがよいとのこと
昨日病院に行き治療について詳しい説明がありました
FIPとは猫のコロナウイルスが突然変異で強力化したもの
猫コロナウイルスを持っている猫ちゃんは沢山いるけれど発症しないことが多く、それがFIPに変異してしまうのはほんの数パーセント
低い確率の中にゆめたが入ってしまいました
FIPは食欲不振や発熱、下痢、腹膜炎など様々な症状を引き起こします
数年前までは不治の病とされていましたが、最近では完治も可能とのこと
ただ3ヵ月ほどの入院とその後も経過観察が続きます
高額な費用もかかる
正直、この莫大な費用に愕然としました
でも、ゆめたを助けたい
4ヵ月前にお迎えした時に責任を持って育てることを誓いました
ゆめたを守りたい
これから日本では承認されていない薬の投与が始まります
要するに治験です
先生とじっくり話し合って、治験を受けることを決めました
ゆめたに元気になってほしいのと、
FIPの薬開発のお役に立って、他の猫ちゃんも助けることができたらいいと思います
入院する日の朝
まめたがそっとゆめたに寄り添う姿がありました
ゆめたと暫くお別れなのが何となくわかっているのかな
長い入院になりますが、面会はいつでもできるそう。まめたも連れて行ってもいいそう
差し入れも可能だから大好きな毛布を持って行こうかな
いちばん心配していた入院環境もとてもよく、ゆめた楽しく過ごせるのかも😊
先生方も優しくて感じがとてもいいので安心しました
毎日泣いてばかりの私でしたが
昨日は笑顔で「ゆめた頑張ってきてね」と言えました
病院に行く前に写真を撮りました
ゆめた絶対に元気で帰ってきてね