猫のパパ 「デスノートって何ページくらいあるんだろうね(タイトルと内容は全然無関係)」その3 | 猫のパパのブログ

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読むと人生の無駄遣いになる
内容ばかりですが(^_^;)
どうぞごゆっくり♪

「誰かいるのかー!?」



ハッと我に返る。まずい、さっきの物音で用務員のおっさんにでも気付かれたのか、カツカツカツと速足の足音が近づいてくる。罪悪感からか、俺と彼女はとっさに教卓の中にもぐりこむ。別に泥棒しに来てるわけでもないのだが。教室内を懐中電灯の明かりがサーチライトのように照らされている。俺と彼女は息をのんで動けずにいた。…やがて明かりは消え、足音は遠くに去って行った。



教卓から抜け出ると、そこは先ほどと同じ暗い教室。ただ違うのは、俺の手元にしっかりとノートがおさまっていた。やれやれ、たかがノート一冊取りに来ただけでこんなことになるとは…。ふっとさっきまでの事を思い出す…。??、そうだ、俺はこいつと!!先ほどの出来事がみるみる脳内を覆い尽くす。そして恐る恐る彼女の方を見ると…。



「も…もうここには用はないでしょ。さぁ、行くわよ。」



何事もなかったかのように彼女はスタスタと歩き出し、教室を出て行った。俺はさっきまでの出来事を思い出しながらドキドキしながら、時には悶々としながら教室を出て行くのであった。



再び暗い廊下を二人歩いてゆく。彼女は俺の方をちらりとも見ず少し速足で歩いている。なんだか気まずい空気が俺たちを包んでいた。まさか成り行きとは言え、こいつとあんなことになるとは。あのまま誰も来なかったら一体どうなっていたんだろう。そんなことを思いながら校舎出入口に向かっていた。



出入口に着いた俺と彼女。しかし彼女は出入口を通過してさらに先へと進もうとしている。



「おい、帰んないのか?」



俺は問いかける。



「はあ?何言ってんの?まだ私の用が済んでないでしょ。早くアンタも来なさいよ。」



そう言ってさらに校舎の奥へと進んでいく。俺はと言うと正直このまま帰ってもいいんだが…。まあ「乗りかかった舟」ってやつか、再び彼女の後をついていく。そして俺たちが着いた場所は保健室だった。




→TO BE CONTINUED…



ごめん、もう一回か二回ほど続きます(;^_^A



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