
T氏の第一印象は、「とっても真面目」。前回ご登場いただいたミスター・ツナの部下として「猫の王国」の開発の実務を担当されたとか。やっぱり、いろいろ苦労があったんでしょうか。とりあえず今回 は、“猫の王国は絶対においしい”と断言する根拠をはっきりと説明してもらいましょうか ! (なぜか、キツモン口調)。
T氏 実はですね、私たち研究スタッフが、猫の着ぐるみをきて、完全に猫のキモチになりきって食べてみるんです・・・、冗談ですけど。食べてみることはあるんですが、人間と猫の味覚は違いますからね。嗜好性テストといって、たくさんの猫ちゃんたちに実際に食べてもらうんです。同じ条件で50匹とか100匹とかの猫に食べてもらって、みんなが完食するようなら間違いなくおいしいといえるわけです。




いやあ、いきなり思いっきりのボケでびっくりしました。そりゃやっぱり実際に食べてもらうのが一番ですよね。他にも何かどうしてもいっておきたいボケ、じゃなくておいしさの秘密はありますか。


T氏 「猫の王国」では、50種類以上の成分をあれこれ吟味 しています。たとえば、チキンはどこの国のモノが良いかとか、原産地まで含めて選ぶんです。それぞれで、たくさん嗜好性テストをしました。その他の原料も、あれこれ試行錯誤しまして。それに猫の場合、粒が薄すぎると上アゴにくっついて食べにくいなんていうこともあって、形状にもいろいろこだわりました。できることはすべてやった、といえるぐらいなので、「猫の王国」はおいしいと確信しているのです。

真面目そうなルックスの内に、アツイものを秘めているT氏。懸命に開発に取り組んだ姿勢がひしひしと伝わってきました。
さて、次回はそんなT氏の苦労話。ボケはなしでお願いします。


ツナって、カツオやマグロの英語名ですよね。そうなんです。実はK氏、ツナ一筋にウン十年という、カツオ&マグロの専門家だったのです。いまでは世界有数のツナ生産国になったタイでは、その成長を支えた一人としてすっかり有名人になっているそう。











