チベット香【ねこのお香や】 -3ページ目

水波霊魂学の、死後の世界 Ⅰ


さて、本日は、水波一郎師の述べる、死後の世界の話です。



その前に、一般的に死後の世界について、どんな認識になっているでしょう?
Wikiで検索してみました。


霊界Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%8A%E7%95%8C


霊界(れいかい、spirit world)とは、
死後に霊ないしそれに類するものが行き着くとされる世界。死後の世界。
精神の世界。非物質世界。
霊界という言葉が意味する内容は個々人や信仰(宗教的立場)によって異なる。
一般に霊界といった場合は前者の意味で用いられることが多く、あの世や後世や死後世などの表現でも呼ばれている。伝統的な宗教の中には、死者が存命中にこの世で行った善悪の行いや信仰心などに応じて、行き先が天国と地獄に分かれるとするものもある。また近年では、霊界は階層状の世界であり、魂の状態に応じてふさわしい層に行くとも言われるようになった。



>近年では、霊界は階層状の世界であり、魂の状態に応じてふさわしい層に行く

という認識が最近の傾向のようですが、どうでしょうか?

それ以前に、霊を信じている方は、どれほどいるんでしょうか?


幽霊がいるか、いないか議論しましょう。僕は幽霊は絶対にいないと思っています。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1425531299


・僕は幽霊は絶対にいないと思っています。
まず自分で見たことがないからです。

・いないと思います。
と、言うより、何故幽霊という言葉があり、
これまでも多くの人が信じてきているのか、理解に苦しみます。
大体、幽霊なんて存在してたら、世の中パンクします。

・以前、テレビのアンビリーバブルで見ましたが、ある研究チームが霊の出るといわれる館に、赤外線カメラを仕掛け、霊が撮影されていたのを見たことがあります。かなりはっきり映っていました。赤外線カメラだと、わかりやすいようです。

・あと、動物の霊もいますよ。
殺した現場または未練の残ったまま死んだペットなどが写ることもしばしばあります。
これは体験しました。
(この人、殺しちゃったんでしょうか?)

・一言で片付けます
どっちでもない




一般的には、あまり深く考えている方はいないようです。

ただ、特化した情報としては、以下のようなものもあります。



死後の世界について記憶あるけど何か質問ある?
http://occult-2ch.net/blog-entry-533.html


・まず、前世で死んだ時からの記憶がおぼろげながらある。
どんな死後の世界にもいろいろあるらしいが、例えば死んだ香具師が行く幽界ってとこにも それぞれの魂レベルに合わせた階層がある。
俺が行ったとこは薄い膜で覆われたような、世界だったが特に熱い寒いや眩しい暗いとかの感覚もない
むしろ感覚だけで全てが研ぎすまされて「感じる」だけの世界

・天国地獄という区別はないけど、
低いレベルの場所に行けばそこが地獄らしいよ。
俺は行ってない(と思う)からよくわからないけど




他にもネット上には、様々な認識が披露されています。


死んだらどうなるの?
http://world-fusigi.net/archives/7011965.html


・麻痺、激痛、出血多量、酸欠、いずれも意識失った時点で死んだも同然。
脳が働けば最期に夢くらいは見るかもしれないが死んでも何もない。
何も考える間もなく不本意なタイミングで死亡。ホント、何もない。

・オカ板っぽいな。死んで焼かれたらC、H、Oに分解されるだけ。
気持ちとか念なんか単なる電気信号。コンセント抜いたパソコンと同じ。
HDDは骨。HDみたいに骨も成長や病気やケがの記録を刻んでる。
焼いたら無くなる。やっぱり何もない。

・わからないが、生まれ変わることはないと思う。というより、前世の記憶がないから生まれ変わったということにはならないと思う。

・人間の死、死後の世界の自由はなく死して即転生であり、時間の無い夢の次元なので、死後の世界は実質無い。
いわゆる天国や地獄は、現代の物質文明が徐々に半透明化して物質的に希薄な次元に転移する途上で具現化する。

・死んでから考える

・天国も地獄も輪廻転生も、
すべては現世の人間が考えた架空の概念

架空とは言え、悪事を抑制し善行を推進するツールとして
世界中に様々な宗教観が存在する中、今日に到るまで伝承されていることを思えば
説得力に大変優れた概念と言える

・死んだら終わり。何もない。

・死んでも肉体が滅びるだけで自分のままなんだよ
そして光が洩れる穴まで登っていけばあの世につくんだよ

・私達生き物は死後意識を含めた魂となり、この世とは違うあの世に行きます。
そこはひとつの世界で魂、転生、全ての次元と全ての規律を管理する世界です。
この説明は人間の世界であるこの世の者に理解しやすいように言葉等を使用しています。

・死んだら生前の自分を見させられて、地獄に行くか天国に行くか審判されるんだって
天国行ったら生まれ変わるまで待つらしい
待機中はお盆に帰ってきたりする

・死んだら一度寝て起きるが如く赤ちゃんに生まれ変わる。記憶は完全に削除。幽霊は生物なので死とは関係のない話。

・死んだらそれまでです。人間の意識は、脳の化学反応から生まれただけです。
ましてや、死後の世界などありません。
たとえば、人間と同じ意識を持てるAIを作り出したとしましょう。それを動かしてるPCには
霊といったものはありません。ただ、CPUが計算していると言う事実があるのみです。
電源を切ればそれまでです。
それと同じです。

・霊が主で肉体はただの道具に過ぎない
死んだら霊になるのではなく今も本質は霊だ
本質である霊が肉体と言う不完全な道具を使って自らを表現しているに過ぎない
脳が考えるのではなく霊が考えそれを脳に伝え実行しているに過ぎない

・大体霊魂なんて存在しない物を持ってきて、人の生まれ変わりを肯定主張する奴なんて相当なバカだw
おれは生まれてこのかた幽霊なんて見たことはない。人が死んだ家やマンションでは霊があって、人を苦しめるなんてバカげたことをほざいている奴等は相当なバカだと思う。
霊視者が以前トンネルの中で死んだ女性の顔を、トンネルの中の染みだと言ってテレビでやっていたが、ばかばかしくってお話にはならない。
もし人に霊があるのならば、関東大震災、東京大空襲、広島長崎原爆投下後に、多くの心霊写真や映像があるはずだ。そんなものは一切無い。結局霊なんてないんだよ。
あと霊を人に限っているところが幼稚だ、もし霊があるのあらば屠殺場付近で写真を写せば、豚や牛の霊が映っているだろう。

・そう言う君も魂が主なんだよ。
君は霊魂や来世などの有無を気にしている様だね(^^)、でもそれを気にする事はないよ。
現世を生きるのにあの世の事考えたって意味が無いんだ。




一般的には、根拠が希薄だったり、根拠もなく言い切ったり、死後の世界を認めていても、それについて深く考えていないような意見が見られるようです。
実際には、それほど興味が無い、という感じでしょうか。

最後は、死後の世界について、ご自分の経験をもとに著書を多数出版されている、人間の専門家、医師の方の意見です。


あまりにも多くの「最期の瞬間」を見てきた医師の結論東大病院・救急部長が語る「死後の世界」
――人間は必ず死にます。でも、命には続きがあるのです
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35120


 現役の医師である私が言うのもおかしいかもしれませんが、これだけテクノロジーが発達した時代でも、医療の現場は最新の医学や科学をもってしても、まったく説明のつかない事象に満ちているといっても過言ではありません。

 こう語るのは東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長で、東京大学大学院医学系研究科・医学部救急医学分野教授の矢作直樹医師(57歳)だ。

 医学的に見て助かりそうな人が突然亡くなり、死にそうな人が奇跡的に回復し、肉体的には死んでいるはずなのに何日も生き続けている人がいる---こうした事例を数多く見るにつけ、私は次第に、人間の生死には我々の理解を超えた「何か」が働いているのではないかと考えざるを得なくなったのです。

 その結果、私は「寿命が来れば肉体は朽ち果てるが、霊魂は生き続ける。その意味で、人は死なない」という考えに至りました。つまり、人間というのは肉体とエネルギー体、いわゆる「霊魂」に分かれているとしか思えなくなったのです。

 人間には霊魂がある、と言うと理解できない人がいることは百も承知です。しかし、これは過去に多くの患者を看取ってきた私の偽らざる実感なのです。

 また、霊感が強い人は、死ぬ直前の人間の体から何かが抜け出していく、言い換えれば「見えない体」が肉体から出ていくのが分かるといいます。患者の臨終に何度も立ち会った私も、それは分かるような気がします。言葉ではなかなか説明しにくいのですが、いわば肉体から何かが「外れかけている」感覚があるのです。早い方だと、亡くなる3日ぐらい前から少しずつ外れていき、遅い患者さんでも臨終の直前に外れるそうです。私はそれを、いわゆるあの世からの「お迎え」が来たのだと捉えています。




最後の部分を読んで、以前読んだ本を思い出しました。


 二十日の朝、ミカンの入ったくず湯をカップ一杯食べて、先生は例の皮椅子に、体を斜めに横たえていた。その笑まうような寝顔、下腹までの深い呼吸 ―― 。
 私と中本さんは、ホーッとして顔を見合わせた。急に自分の食欲も出てきた。何日ぶりかで、食事らしい食事をすませて戻ると、私はひとり、惚れ惚れと先生の寝顔を眺めていた。まるで、赤ちゃんみたい …… 。
 その時である。先生の背後から、何か真っ白い煙のような気が一すじすーっと昇って行った。
 あ、あれは?
 ひょっとしたら ―― 私は必死でそれを打ち消した。
(「回想の野口晴哉」 野口昭子:著 p156)

上の文章は、野口晴哉が、亡くなる二日前の出来事です

そして、最近ご紹介させて頂いている、水波一郎師の「幽体の悲劇」に、先の現象の詳細が述べられているようです。(尚、幽体と肉体の関係については、「幽体の悲劇」を読んでいただくか、前回のブログを参照下さい。)

 とうとう、入院が長くなりました。このままでは、退院しても元には戻りそうにありません。肉体の意識は、これまでの人生を空しく感じていました。「どうでも良い」というような投げやりな心理が沸いて来たり、これからの不安で辛くなったり、いろいろな記憶が蘇って、昔を懐かしんだり、憎い奴の顔が浮かんで来たりしていました。
 そんな時です。幽体は実力行使を図りました。
(こんな所でずっと寝てばかり居たくない。早く霊魂の世界へ行きたい。)
肉体の意識が寝ている時、幽体は肉体からの離脱を試みたのです。
 しかし、それは、うまく行きませんでした。間気が幽体と肉体を接着させていたからです。その後も、何度か試みてみました。ですが、間気が満ちている間は、まだまだ離脱できないのでした。


やがて、少しずつ、幽体が肉体からズレるようになって行きました。どうしたわけか、間気が不足している部位が増えたらしく、そうした部位から、だんだん幽体がズレるようになっていったのです。
 ところが、その時、問題が起きました。肉体と幽体がズレている時間が増えてくると、間気が身体外部に出てしまい。元に戻らない、という事が起きてきたのです。これでは間気が不足してしまいます。
 更に困った事が起きました。身体外部に落ちた間気は、部屋が暗くなると、悪い霊魂にも見えるらしく、霊魂達が間気で悪戯を始めたのです。間気は幽体と接着していたので、霊魂も見ようと思えば見えるらしく、霊魂達は、その間気を、ベッドで寝ている人にくっつけたりして遊んでいるのでした。
 どうやら寝ている人は、胸が苦しくなったり、首が絞め付けられたりして苦しい、という感覚を持っているらしいのでした。霊魂はそれが面白くて仕方がないようです。


 とうとう、幽体が肉体から解放される時が来ました。物質の世界を離れる時が来たのです。もはや、肉体は機能を停止させ、肉体の脳を使用していた意識は、肉体を使用できなくなっています。
 肉体というものは、心臓から血液を送っています。その血液が脳に回らなくなると、脳は機能しなくなってしまうそうです。脳だけでなく、身体の各部位、臓器も、全て、機能を停止させてしまいます。そうなりますと、幽体と肉体を接着していた『間気』も、次から次へと、消失するがごとしに、どこかへ散って行ってしまいます。もう幽体は、肉体に接着されなくなってしまいました。もっとも、一度に全ての間気が消えるわけではありません。間気がより多く消えた部位から、順次、幽体が分離して行くようです。
 こうして肉体から完全に離れた幽体は、別の世界に行くための準備に入るのです。


 間気の消失や幽体の離脱は一人一人で違っています。そうなりますと、霊的な死は、心臓が止まったから死である、というような簡単な死の定義ではないのです。基本的には、「幽体が完全に離脱して戻らなくなった時」が死です。幽体が戻って来られるうちは、完全な死とは言えません。その為に、霊的に、いつ死んだのかは、この世の人には分からないのです。死体を前にして皆が泣いている時にも、まだ幽体は完全離脱できていなかったり、離脱しても戻り得る状態だったりする人も、居るかもしれないのです。そうなりますと、死体に対して呼び掛ける、という考えも生じてくるのです。

(「幽体の悲劇」水波一郎:著 p145)




今回も長くなってしまいました。

とりあえず、水波霊魂学に於ける、死は、肉体から幽体が、もう戻ることなく完全に離れてしまった状態が人の死であるという事のようです。

水波霊魂学の、死後の世界は、次回に、ご紹介させて頂きます。






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神道に於ける死後の世界


いや~、猫って、何であんなに、グリニーズが大好きなんでしょう?






と、本文とは全く関係無く、近況報告から始まりましたが、

またまた、更新をサボってしまい、誠に申し訳ありませんでした。


早速ですが、本日は、死後の世界の話です。


「馬鹿な!人間は、死んだらそれで終わりだよ。」と、いう方、同感です。

人間は死んだら、そこで終わりです。


ところが、人間は誕生した時に、肉体と、幽体というものを同時に持って誕生します。

この辺は、前回紹介した、水波一郎師の「幽体の悲劇」に、誕生から死までの、肉体と幽体の話が詳しく述べられています。




それでは、何故、肉体と幽体は同時に誕生するんでしょうか?


幽体というのは、肉体の機能が全て終了した時、肉体から離れて、それ以降の死後の世界で使用する体です。



幽体は。生きてるのに、肉体から離脱させて遊ぶためのものではありません。

幽体の存在理由は、死後、肉体が全ての機能を停止した後、自分が肉体を離れた時に、今回の生の記憶と意識を失わない為です。

そんな、死後の為に、肉体と幽体は密着したまま、人生を送り。記憶や経験を共有するようになっているようです。なので、死後は、肉体の意識は消え、幽体の意識で生きるようになるようです。(水波霊魂学については、あくまで自分が、本や、ネットで見つけた水波霊魂学の情報を読んで理解した範囲の事柄なので、間違っている可能性もあるので、推測の形で書かせて頂きます。)

ところで、現代の日本は、
「幽霊なんて居るわけないだろう、居るんだったら科学的に証明してみろ、話はそれからだ。」という意見や、「そんなもの、居ても居なくてもどっちでもいい、1㎜も興味が無い。」という意見が大多数だと思われます。

そんな霊の話ですが。残念ながら、科学的には、証明も研究も出来ません。何故なら霊は物質ではないので、科学的に測定も計測も出来ないからです。物質ではないので、写真にもビデオにも写りませんし、五官では感知できないもの、それが霊です。

肉体の目が無いので、幽体は、物質や人間を見ることは出来ませんし、耳がないので、空気の振動で伝わる音が聞こえる事もありません。匂いも感じませんし、味も感じません。肉体が無いので、疲れる事が無いので、睡眠も必要ありませんし、食事も必要ありません。

科学的に表現すれば、「意識だけが存在している状態。」それが幽体です。普通の人間には感知出来ないので、有るとか無いではなく、それは、幽体というものを信じるか信じないかの話になってしまいます。この話を、どう感じるでしょうか?


唐突ながら、その霊を信じて、霊と交信しようとする思想がシャーマニズムとかアニミズムと呼ばれるものです。

日本も昔は、シャーマニズムの国だったという事を聞いたことがあるでしょうか?



天皇という存在は神道の祭祀で、その神道というのは、シャーマニズムとかアニミズムの世界観だというのを、最近知りました。

それは、次に紹介させて頂く本からです。


 『本書はあくまで神道の研究であって、決してこれまでのような神社道などといった類の書ではない。『神道』というタイトルで何が書かれるべきかといえば、それは神霊の実在を体感し、「神と人とのあるべき姿」について語る ― ということを抜きにしてはあり得ないであろう。なぜなら「神と人とのあり方」こそが神道の本質であるからである。神と直接して「神意を伺う」という、この根本問題を抜きにして神道は語れないのである。

 大正・昭和の国史学者平泉寺白山神社宮司であった平泉澄先生は神道研究に関して次のように述べられておられる。

 斯(こ)の道に探玄(たんげん)の士は多からず、参考の書は少ない。神社史はあるが、外形の観察に止まるものが多く、祭儀の調査はあるが、比較民族の立場を離れないであらう。若し真に神道の本質を究めようとならば、必ずや神々の霊感、冥応(みょう おう )にまで参入しなければならぬ。それなくしては、模擬であり、戯談であるに過ぎない。
(谷省吾『祭祀と思想』国書刊行会 昭和六十一年三月、四五三頁)』
(「神道」渡辺勝義 著より)


神道:Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E9%81%93



シャーマニズム:Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.AE.E3.82.B7.E3.83.A3.E3.83.BC.E3.83.9E.E3.83.B3



アニミズム:Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%83%A0



それでは、今回は渡辺勝義氏の述べる、神道に於いての死後の世界観です。

『即ち、人は死ぬとその霊魂(たま)はまず産土神のもとに往き、それから産土の神に引き連れられて出雲の大国主神により霊魂の善し悪しを見定められ、悪しき霊魂は厳しく打ち据えられるというのである。



以上、本田翁の霊魂観をもとに霊魂(たま)の行方について見てきたが、これをまとめるならば、専門外の人に理解していただくためにはどうしても便宜上実体論的な説明にならざるを得ない。即ち、

一、人間死すれば「一霊(直霊)」は直ちに神界(天つ神)のもとへ行き、融合一体化(消滅ではない)する。

二、「四魂(荒魂・和魂・奇魂・幸魂)」は「産土神(国つ神)」のもとへ帰り、一魂でも優れた働きの魂あれば、その魂は氏神あるいは産土神の眷属として活動する。

三、「魄(遺体・亡骸)」は生前よりの穢れのあるために鎮めるより他なく、産土神の命により墓場に静まる(大抵は荒魂が付着していることが多い)。
ということになろう。』(「神道」渡辺勝義 著より)


渡辺勝義氏の述べる神道では、一霊は、神界へ行き、四魂は、産土神の判断を受けるようです。


話は少し逸れますが、最近「青い地球は誰のもの?」と側面に子供の字で書かれたパネル・トラックを見ますが、単純に思い付くのは「みんなのモノ?」と思いますが、よく考えると誰のものでもありません。地球はただ存在しているだけです。



それと同じで、神は、人間を救い、導くために人間を常に見ているという考え方に、非常に違和感を感じます。
「馬鹿な、産土神は人間専門の神なんだよ。」




産土神:Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E5%9C%9F%E7%A5%9E


産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。産土神への信仰を産土信仰という。


という考え方もありますが、やはり「神は全ての原因であろうとも、人間とは関係なく、ただ存在しているだけ。」という考え方に、現実味を感じてしまう ねこのお香やです。

何しろ現代の状況を鑑みると、神は神でも、邪神が支配しているのが、現代のような感じがします。

邪神が世界を支配しているという考え方も、偏った物の見方だと思いますので、やはり、神は人間とは関係なく、人間からは、かなり遠くに存在している者だと、考えるのが自然なような気がします。

今回は、長くなってしまったので、ここまでです。
次回は、水波一郎師の述べる、死後の世界の話です。





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カタカムナから水波霊魂学へ




あっ、
と気が付いたら半年以上ブログの更新をサボってしまいました。その間、多数の読者登録やコメント、本当に、ありがとうございました。


 唐突ながら、実はこの半年の間に、急転、興味はカタカムナから、水波霊魂学へシフトしていました。久しぶりの更新は、そのお話を。



 何しろカタカムナは、物事を物理学的に説明しているので、一般的な事柄に当てはめるには、自分で考えるしかありません。例えば、以下のような文章を読んだ時。


 「カタカムナ」の文化に於いては、「サトリ」は神秘思想的観念ではなく、現象背後の主体についても、明らかな理学的認識を以て述べて居る。それによれば、客観宇宙(タマ)に於ける万物万象の元は、<トキトコロ>であること、則ち現象の元は時間量と空間量であること、然し現象の元である時間量を始め、客観宇宙(タマ)は、客観背後の宇宙限外を占める<アマ>始元量から生起分化した存在であること、宇宙現象(タマ)には、<アマ>始元量の微分された<アメ>が内在的に潜在して、<アマ>始元量のハタラキを代理する<アマナ>と成って現象を干渉する関連がある、という事を説き示して居る。
(「相似象学会誌 第二号」 p50)



先の文章は「相似象学会誌 第二号」からですが、ひと頃アマゾンで¥45000で販売されていた「カタカムナへの道 」が再販になりました。 
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%83%8A%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%93%E2%80%95%E6%BD%9C%E8%B1%A1%E7%89%A9%E7%90%86%E5%85%A5%E9%96%80%E9%96%A2%E5%8F%A3-%E4%BA%8C%E9%83%8E/dp/4904155084/ref=sr_1_1s=books&ie=UTF8&qid=1400579916&sr=1-1&keywords=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%83%8A%E3%81%B8%E3%81%AE%E9%81%93



 これは、自分の解釈として、全ての現象は、客観背後の<アマ>始元量を基にして、始まっているという事、また、その現象を干渉する<アマナ>という、<アマ>始元量の微分された<アメ>が内在的に潜在している。
 となると、人間が存在しているという現象は、<アマ>始元量より人間の基になるものがやって来て、その<アマ>始元量に、<アマナ>が干渉して、人間を生成している。
 という、服の上から痒いところを掻いている感じになります。まあ、カタカムナはそれだけではありませんが。

 が、しかし、最近知った、水波霊魂学での人間の誕生の説明は、極めて分かりやすい説明になっています。



 実は、この世の人間は、『幽体』という霊的な身体を持っています。幽体は肉体と重なっていて、死後、肉体がなくなると、人間は、死後の世界に入り、この幽体で生活する事になるのです。
 この幽体は、肉体と重なっているわけですから、実は精子も卵子も幽体と重なっています。
 ですから、受精するという事は、小さな、小さな幽体の一部同士が合体するという事なのです。
 精子や卵子が肉体の一細胞だというのであれば、精子や卵子と重なっている小さな幽体は、幽体の一細胞とも言えるのです。
 それまで、男性と女性は、別々の幽体の一細胞だったわけですから、体質と性質の違う幽体の細胞同士が、一つになったという事なのです。

 男性と女性の幽体の生殖細胞が一体になると、水波霊魂学でいう『幽質』という世界から、幽質の一細胞が吸い込まれるがごとしに、幽的な受精卵に入り込むそうです。入り込むという表現は適切かどうか分かりませんが、とにかく一緒の存在になるそうです。
 時間的な経過までは、個人差があるので何とも言えませんが、どうやら、幽質の世界から小さな細胞が来る事は確かなようです。
 (「幽体の悲劇」p12)



「幽体の悲劇」 アマゾンのオンデマンド販売のみです。
http://www.amazon.co.jp/%E5%B9%BD%E4%BD%93%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87%E4%BA%BA%E3%81%AF%E5%B9%BD%E4%BD%93%E3%81%A8%E5%85%B1%E3%81%AB%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B0%E7%A4%BE%E6%B0%B4%E6%B3%A2%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/4865430490/ref=sr_1_2s=books&ie=UTF8&qid=1400578629&sr=1-2&keywords=
%E6%B0%B4%E6%B3%A2%E4%B8%80%E9%83%8E



 こうして、人間が誕生する訳ですが、新たに、肉体と幽体が重なった個性が誕生するという事は、この個性が肉体を失った時に、新たな個性の幽体が幽質の世界に戻るという事になります。
 これは、新たな幽体を発生させるには、一度、地上に肉体を持って誕生しなければならない。という事のようです。
 つまり、こうして幽体は増えていっているようです。

 なので、生まれてきた人間は、新たな個性を作ることに専念すれば、それでよろしい、という感じのように思われます。カルマについては省きましたが。
 以上の、文章だけで、人間の誕生の仕組みや、生きる目的が分かったような感じになります。恐るべし、水波霊魂学。

 もちろん、これは、人間は霊的存在であるという事が大前提の話で、人間は肉体だけの存在で、死んだらそれで全て終わりであると考えている人にはナンセンスな話です。それは、人それぞれの考えがあるので、人間、死んだらそれで全て無になるという人にはトンデモ話ですが、人は必ず死ぬので、自分で確認できる話です。死ぬのが楽しみになってきますが、水波霊魂学をもっと知ると、死ぬ前に、準備がいるそうです。その話は、また、後日という事で。






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猫の島 Ⅱ

$チベット香【ねこのお香や】

以前の記事で、ねこの島として宮城県の田代島を紹介しましたが、


猫の島
http://ameblo.jp/nekonookouya/day-20130929.html



猫の島
http://blog.nekonookouya.shop-pro.jp/?day=20130929


本日は、新たなる猫の島、愛媛県の青島の紹介です。

$チベット香【ねこのお香や】
島の形もユニークです。



dot
http://dot.asahi.com/wa/2013110800030.html

【住民15人に猫100匹! 猫好きが悶える猫島】2013/11/11
 猫好きを悶えさせている“猫島”がある。瀬戸内海に浮かぶ、小さな楽園に上陸した。

$チベット香【ねこのお香や】
こんな光景、初めて見ました。

 住民15人に猫100匹…。青島(愛媛県大洲市)は、いくつかある「猫島」の中でも最強の「猫密度」を誇る。朝夕2便の渡し船で45分。小さな港に下り立つと、さっそく、猫たちの出迎えを受けた。


位置はここになります。
$チベット香【ねこのお香や】


青島 (愛媛県)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E5%B3%B6_(%E6%84%9B%E5%AA%9B%E7%9C%8C)

 青島は瀬戸内海(伊予灘)海上に位置する愛媛県大洲市の島。
長浜港の沖合い13.5kmに位置する有人島。長浜港との間に1日2往復の航路がある。
青島は平地が少なく、わずかな平地に集落が密集している。急斜面に家が建ち並ぶが、廃屋が多い。
2000年頃よりネコが多く住み着いている。
この島には車は勿論の事、自転車すら一台もない。

$チベット香【ねこのお香や】

島には、不特定多数は存在せず、全員顔見知りの15人で、それに対して猫は100匹程の多数の猫が存在する生活というのは、想像できませんが、車も自転車も、自動販売機、食堂、商店、宿泊施設等、いろいろなものが無い島のようです。

そして、猫は人間を全く恐れず、車や自転車も無いので、怖れるものが何もなく、野生に近い状態で生活している島です。面白そうです。

尚、観光地とは趣が違うようなので、いろいろと準備はしといた方がいいみたいです。

$チベット香【ねこのお香や】


島の猫
http://shimanoneko.com/shimaa02/ao00/

【青島観光・青島の散歩・青島の宿泊】
〇食べる
青島には食堂、商店はない。自動販売機もない。食料や飲料水はあらかじめ出発港の長浜で調達しておいたほうがいい。
青島行きの船は朝早いので、前日までに食料を調達しておくか、24h営業のコンビニ(近くにローソンがある)で調達するといい。

〇青島の宿泊
青島には宿はない。船の出る長浜港に泊まると都合がいい。
大洲市長浜はそれほど大きな町ではないので、あらかじめ宿泊予約は確実に。また長浜は大洲市だけど、大洲市中心部からは少し離れているので、予約する時は注意しよう。

〇おみやげ
青島はお土産やさんなどはないので、大洲市、松山市などで調達するといい。のどかな四国のお土産を手に入れよう。

$チベット香【ねこのお香や】

尚、毎日二往復の船が出ているようです。

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最後は、動画をどうぞ。


$チベット香【ねこのお香や】-1
【猫の島】青島の猫たち
http://youtu.be/oc7ymOvE9fc

静止画のみの動画です。(何故か、静止画の動画が多数Upされています。)



$チベット香【ねこのお香や】-2
愛媛県大洲市長浜町 青島のねこ
http://youtu.be/M9hb5C81114

編集無しの近視眼的な動画です、画像は動きまくりです。



$チベット香【ねこのお香や】-3
猫の島 青島(愛媛県)に上陸 
http://youtu.be/apLQ1h1iLSM

これも画像は動きまくりです。


【お知らせ】

ブログの毎日更新を目指し本日まで頑張ってきて、読者も増え、書くのも楽しいですが、ブログの更新で手一杯で、せっかく購入した、相似象の学会誌を読む時間が取れない状態が続いています。

そこで、誠に勝手ながら本日より、更新は週一、二を目指していこうと思っております。毎日楽しみに、当ブログを覗いて下さつた方には、本当に申し訳ありません。
その分、クオリティを高めていきたいと思っております。御期待下さい。

尚、ショップは年中無休で営業致しておりますので、よろしくお願い致します。

                                ねこのお香や




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もみじのトンネル

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叡山電鉄鞍馬線のもみじの名所のライトアップが、始まったそうです。


読売新聞
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20131110-OYO1T00269.htm

【幻想的「もみじのトンネル」ライトアップ】2013年11月10日
 叡山電鉄鞍馬線(京都市左京区)の市原駅―二ノ瀬駅間の沿線を彩る「もみじのトンネル」(約250メートル)のライトアップが9日始まり、乗客らが幻想的な光景を楽しんだ。30日まで。

 叡山電鉄や地元の旅館などでつくる実行委が主催。線路沿いには約100基のライトが設置され、日没から午後9時頃までの間、紅葉を照らし出す。


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とにかく、綺麗ですね。


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最後は動画をお楽しみ下さい。


$チベット香【ねこのお香や】-1
叡山電車もみじのトンネル
http://youtu.be/Wm7fTNl-Qh8

電車の外から撮られた動画です。




$チベット香【ねこのお香や】-2
京都・叡山電車もみじのトンネルライトアップ
http://youtu.be/ulaz3qv7wok

電車の後方から、逆方向に撮られた動画です。



$チベット香【ねこのお香や】-3
叡山電車もみじのトンネルライトアップ
http://youtu.be/IDuEgGoVb64

電車の前方より、進行方向に撮られた動画です。





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