左右で目の色が違う個体のことをオッドアイと言います。

これは犬や猫や他の動物だけではなく、人間の中にも発現します。

 

本日は猫の”オッドアイ”について

少しお話ししようと思います。

 



 

このオッドアイですが、日本では「金目銀目」と呼ばれ

縁起の良いものとして珍重されていました。

 

が、しかし、

猫のオッドアイの場合、少し注意しないといけないのです。

なぜなら、猫のオッドアイは

統計上、聴覚障害がでやすいことが報告されているのです。

実際は白毛&青色の瞳の猫にも聴覚障害が現れやすくなっています。

 

 

 

●なぜ聴覚障害が出やすいか

 

まず、白毛の遺伝子は毛の色素の細胞を

欠乏させることで毛の色を白くしています。

そして青い眼の猫は青い色素があるのではなく

眼の色素が欠乏することで眼が青く見えています。

この色素を欠乏させる白毛の遺伝子が

眼の色素まで影響を及ぼすと眼の色が青くなります。

 

この時に片方の眼だけの色素を脱落させると

その眼だけ眼が青くなりオッドアイになります。

さらにこの白毛遺伝子が耳の中にまで影響を及ぼすと

コルチ器官という音の感覚器官に影響を及ぼし

生後コルチ器官がうまく形成されません。

実はコルチ器もメラノサイトと呼ばれる色素の細胞と

同じ細胞から分化するからです。

しかも、これはオッドアイだけでなく両眼が青い猫でも同じです。

 

ただし、この仮説では説明がつかないことも多く、

もっと多くの遺伝子が絡み合っていると考える研究者もいるようなので、

原因がこれで決定というわけではないのです。

 

見た目が綺麗でもこういった障害の危険性が伴うとなると

オッドアイの猫としてはたまったものではないですね^ ^

 

それでは、本日はここで失礼いたします。

ご訪問ありがとうございました。


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