言動から何から調子コキの三下ムーブで登場したにも関わらず人気投票で1位になるまで出世したキャラ。
いやほんと、↓とか今見返しても「飛影はそんなこと言わない」って後期読者にいわれそうである(汗
ところが、四聖編で再登場したときは「強キャラ」「釣り目」「クールで無口なチビ」と、どっかの兵長的な「人気が出そうな」キャラに早変わりして、めちゃ驚いたものである。
かくして三下イキリ雑魚から、クールなイケメンにクラスチェンジしたが、よく読み返してみるとけっこー熱血、というか仲間思いでツンデレである。
・魔性使いチームの「爆拳」にグロッキー状態の蔵馬がボコられた時、幽助同様、失格やその後の死闘覚悟で黒龍波を撃とうとしていた(*幻海が独白していた)
・桑原が戸愚呂(弟)に心臓を貫かれた時、走って駆け寄っている。
・なぜ桑原が戸愚呂(弟)にやられて死んでいなかったのか? となったとき「桑原の防御が上がっていて心臓を貫けなかった」「諦めの悪さとしぶとさじゃ、(チーム内で)ピカイチだ」と褒めまくる。
・仙水達の能力を活かした戦法にやられ放題の幽助と殴り合ってストレス発散させてやる。(*魔界に帰りたいから、穴は開いた方がいいと言っていたのに、だ)
・仙水が本気を出した時「俺達を皆殺しにできる力を持っていやがった」と戦慄し、100%の負けを覚悟して滝のような汗を流しながらも「どうせ死ぬなら戦って死ぬ。あいつ(幽助)とな」樹に言う。
・仙水の裂破風陣拳で蔵馬がズタズタになった時、激怒して「おのれ、くらえ―」と絶叫して斬りかかる。
・1/3の確率で次元砲が爆発した場合「魂ごと消えてしまう」リスクがあるにも関わらず、何も言わずに幽助の傍にいることを選ぶ。
書き出してみると、飛影って「口に出してゴチャゴチャ言わない」「べたべたしない」だけで本当に仲間思いで熱い男よなってなる。
飛影が人気あるのは「めちゃめちゃ厳しい人がふいに見せた やさしさの せいだったり するんだろうな」、と。