9月に収容された片目の仔猫、そろそろ2ヶ月経ちますが未だ里親希望ありません。

綺麗なサバトラで呼んだら寄って来てスリゴロする人懐っこい仔猫です。

が、右目に障害があるからか、島内では誰からもお声がかかっていません。

 

Youtubeに動画をUPしています。

 

 

保健所に入る仔猫は99%が野良猫の子供です。 迎えに来る飼い主はいません。 

石垣島は野良猫が非常に多く、市街地・郊外問わず多くの仔猫を見かけます。 

餌やりさんがいる野良猫の中には膝に乗ってくるほど人懐っこい猫も多くいます。

野良猫を見慣れていない観光客の方が「人懐っこいから飼い猫だと思います、保護して下さい」と島民に依頼する事がよくありますが、そのほとんどが実は野良猫で飼い主は現れないのです。 

 

例外として、FBの犬猫迷子ページに似た猫が出ていれば飼い主が見つかる事はあります。

 

↑このページを見て似た猫が出ていなければ野良猫の可能性大です。

 

観光客の皆様、屋外で猫を見かけても島民に保護を要求しないようにお願いします。 

ご自身で連れ帰り飼うのであれば良いのですが。 

他人に押し付けるだけならば、何もしないのと同じです。

 

収容1ヶ月経った仔猫。

現在生後2ヶ月くらいです。

小さいのでまだウイルス検査は出来ません。

収容時から下腹部がポコッと腫れていて、鼠経ヘルニアの治療が必要と思われます。

56番の仔猫の動画に一緒に映っている子です。

 

おっとりした性格のようですが、今後お転婆になるかもしれません。

 

こちらもそろそろ収容1ヶ月が経つ仔猫。

ウイルス検査が出来る体重近くなっているので生後3ヶ月前後と思われます。

茶白はオスが多いのですが、この子はメスです。

 

こちらは成猫です。

5月の収容なので半年以上保健所にいます。

飼い主は勿論、里親希望者もいません。

石垣島では成猫は絶望的な譲渡率、仔猫でも生後4ヶ月過ぎると急速に譲渡率が下がります。

小さい時期はアッという間に過ぎてしまう猫、島民たちはその一瞬が見たいと願うようです。

 

そして、八重山保健所には首輪を着けた犬がよく入ってきますが、その中には飼い主がわざと放している犬がいます。

初めて石垣島を訪れた県外の方が、あちこちにウロウロしている犬を見て驚いたという話をよく聞きます。

わざと放している飼い主は基本的に保健所に犬が入っても迎えに来ません。

35番の黒柴は首輪が着いていた犬ですが、6月に収容されて今月で5ヶ月、飼い主は現れていません。

 

こちらも首輪を着けていた犬、飼い主は迎えに来ないまま3ヶ月経過。

この島では保健所に入って1週間過ぎた犬は飼い主が迎えに来ないものと見られています。

放し飼いにするような飼い主は犬がいなくなっても気にもしないようです。

 

こちらは首輪を着けていなかった犬、3ヶ月経過。

飼い主に棄てられたものとして譲渡可になっています。

 

今回のブログに載せた収容犬猫は全員譲渡が可能です。

これから犬や猫を家族に迎える予定の方、ペットショップなどから買うのではなく、保健所や保護団体の犬猫に手を差し伸べてあげて下さい。