慰謝料請求にあたり、その証拠となったものは私宛に誤送信されて来た気持ち悪い下ネタメールと、その後二人から直接聞き出した内容を録音したボイスレコーダーだけだった。
このボイスレコーダーで録音すると言う行為もコッソリ撮ったものは証拠とならないかもしれないと思い相手と初めて電話で話した時も、旦那から詳細を聞く時も必ず事前に許可を取ってから録音していた。
相手との初めての電話で聞いた内容は
既婚である事を知っていたかどうか
不貞期間
肉体関係はあったのか?
肉体関係のおおよその回数
会う頻度
だいたいこんな感じだったと思う。
盛大に私に不倫がバレた後の旦那は以前も書いたように本当に迷走しており、相手との事細かな付き合いの内容や何時頃からそうなったかなど、何でこんなに喋っちゃうのかと思うほど全部話してくれた。
相手に電話したのも旦那から聞き出したのも同じ日に済ませたのだが、これは本当に正解だったと思う。
旦那から相手との詳細を聞き出したのは不倫がバレた直後だったのだが、その後弁護士さんとやり取りをしたり日にちが過ぎて行くうちに、相手との詳細が聞くたび内容が変わる事に気が付いた。
なぜコロコロと話す事が変わるのか?どっち側につくつもりなのか?
と何度も聞いたが
「記憶があいまいで覚えていないから」
「もちろん私につくに決まってる!」
と言っていた。が、それもまた嘘で相手と連絡を取り慰謝料額がなるべく下がる方法を考えてあいまいにしていた事も後で分かった。
相手と旦那からの聞き取り調査を即日行なった事が正解だと思った理由として、時間があくと二人で相談する時間を与えてしまう事になるという事が分かったからだった。