ひだまりが聴こえる : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

さて、コメントで7月から始まる東テレのドラマの話を振ってくれて、その上でこの劇場版を教えてくれたので探したら、U-nextで即視聴できました

※相変わらずすごいなぁ、U-next

 

原作は2013年、文乃ゆきさんの漫画だそうです:未読です

 

中学3年生で突発性難聴になった航平は、先天的な難聴ではなく後天的なものであるため、急な環境の変化についていくことができず、少しづつ孤立していった

料理研究家の母、優れた容姿、人並み以上の知性で立ってるだけで人目を惹くことで余計に苛立つことも多かった

 

同じ大学生の太一は、両親が離婚しいずれも彼を引き取らず、祖父母に育てられていた

高校を卒業したら就職しようと思っていたが、高校の教師に進学をすすめられて、バイトをしながら自力で大学に通っているのだった。

良くも悪くも耳に残る通る大きな声📢

思ったことをはっきり言う、その声が難聴の航平に届く

それがきっかけでノートテイクをすることになった太一

 

他の人の声は聞こえないけれど太一の声は聞こえて普通の会話ができる

裏表も飾りもない太一に、他の人とは違う親近感が湧く

そして、航平の親近感は別の思いに変わっていく

 

 

とても、素直で優しい物語でした

急に聞こえなくなるというのは恐怖です

その恐怖に一人で耐えなければなりません

聞こえることを前提に作られたこの世界で、急に音が無くなっていく不安は計り知れない。。。

 

そんな中で、自分をわかってくれる人、わかろうとしてくれる人がいる

太一という人間を受け入れたことで『決めつけちゃいけない』ってことを知った航平

世の中、悪いことばかりではないよね爆笑爆笑爆笑

木漏れ日の下の航平と太一の笑顔がとてもほのぼのとして良い映画でした

 

出演者:多和田秀弥、小野寺晃良(←この人、めっちゃ可愛いよー)

監督:上條大輔 72分
 

おすすめ度:キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ