ドラマは割とソフトでほのぼの系が好きですが、
コミックは鬼畜なのも肌色強めも好きだと思います。
〇蟷螂の檻 彩景でりこ 全6巻
地方の旧家のお坊ちゃまと側仕えの話。私は地方の旧家の因縁話がどうしても好きらしい(苦笑)
旦那様が座敷牢に隠して弄んでいるのが隠し子の長男で、本妻の子で次期当主になる育郎が主人公
家を支えるのは次男の育郎だが、父親は財産を長男に全て相続させる。家を維持するために育郎は努力するが、虚しい気持ちは募る一方だ。育郎の心を支えているのは側仕えの典彦だが、愛情というよりも依存に近い関係だ。
典彦は幼い頃から、育郎に対して激しい愛情を抱いており彼を自分以外の何者にも渡さないと考えている。育郎を少しづつ洗脳して自分の懐に深く深く抱き込んでいくところが、少し怖い。
全6巻は、旧家當間家と育郎の墜ちていく様が描かれている。
が、他に中の人たちが本音が描かれている「演技の裏側、お見せします。~蟷螂の檻の中の人~(1)~(3)」も楽屋ネタっぽくておもしろいw
〇アフターミッドナイトスキン にむまひろ 全4巻
会社で真面目過ぎて浮いてる虎谷(とらや)くんは、一人ぼっちの深夜残業の社屋で欲求不満を解消しているところを営業部のエースで社内の憧れの的:犀川さんに見られてしまいます。
犀川さんにそれをネタにお持ち帰りされてイタしますが、思いがけず欲求不満も解消されてしまいます><
犀川さんはこの時の動画を元に恋人ごっこを提案してきて2人の関係は続いていく事になります。
社内でもパーフェクトな犀川さんは仕事の面でも虎谷くんをフォローし、ベッドタイムでも満足させてくれるし優しく包み込んでくれるので、虎谷くんはどんどん深みにはまる訳です(苦笑)
これはとにかく虎谷くんが可愛いです。割と一人にこもりがちで良い相方に巡り合えなかった彼の元にめっちゃ格好いい王子様が降臨するわけで、結構肌色強めですけど幸福に読み進められます。
4巻目あたりから犀川さんの背景描写が増えてきて(どこぞの財閥のボンらしい)、今後に波乱の展開があるのかもでございます。
〇恋するつもりはなかった 鈴丸みんた 全1巻+特装版 恋をするつもりはなかった-double-
鈴丸みんたさんは絵柄が大変私の好みです。
主人公の佳乃さんは美麗なゲイ。清潔で美しく仕事も出来るので誰も彼に近寄れないまま、もうすぐ三十路を迎えようとしています。そんな佳乃さんは一念発起して、新宿3丁目デビューしてバージンとサヨナラしようと思います。清水ダーイブしたお店で銀髪の狼(ロウ)くんと出会います。
狼(ロウ)くんに恋をした佳乃さんですが、不器用なのでうまく伝えることができません。
針の穴に糸が通らないとムズムズして歯がゆく感じるあんな感じの物語です(苦笑)
佳乃さんの純情と狼(ロウ)くんのモテ男の手管が噛み合わないところがいいですw
よかったらKindleをポチって見てください。
昔、自分の本棚にこの手の書籍がドーっと並んでおりましたが、
私が死んだときにこんな本読んでたんかーいって思われるのは、
いやだなーwwwと思って電子書籍にしたので、
死んだらIDを削除して葬ってもらうことになっていますw