金曜ドラマ『不適切にもほどがある!』|TBSテレビ

1月26日から始まっていましたが、この辺忙しくってサダヲちゃんに向き合う時間も余裕もなかったので(苦笑)今頃まとめて見ました。

U-NEXTでも見られるそうですが、Netflixで見ました。

 

中学校の体育教師:小川市郎は一人娘の純子と昭和真っただ中の1986年に暮らしています。

1986年は昭和61年。音楽は石井明美「CHA-CHA-CHA」、中森明菜「DESIRE -情熱-」、少年隊:「仮面舞踏会」、おニャン子クラブや、本田美奈子なども賑やかしていた年です。

高度成長期のピーク前で頑張れば結果が得られる_って信じられていた時代を生きています。

 

そんな昭和男が、コンプライアンス重視でセクハラ発言に怯える2024年にタイムスリップします。

本当に昭和の当たり前は令和の非常識絶望

半面、窮屈で生きづらい世の中だだなぁって、市郎に共感する事も多々ある。

突然、おっぱじまるミュージカルも曲は軽いのですが、案外と深かったり魂重かったりしますドクロ

 

多様性を認めることを前提に、相手のすべてに配慮して、言葉を選び行動の先読みをして、仕事を準備するのは本当に『仕事をしていただいている』感じに陥るときがあります。

相手がハラスメントだと思えばハラスメント_ってさ、仕事回らないよねえ泣

市郎はちゃんと言うべきだ、お互いに言い合うべきだって、それはわかるんだけど_相手が不快にならないように言い合うのは、精も根も尽き果てるんだ。。。

※だから入社12年目のオネーサンの気持ちに激しくうなづきます。

 

コメディなのでサダヲちゃんを狂言回しにガハガハ笑って、ちょっとホロリとさせて、濾し切れない苦味が残る複雑で奇々怪々なクドカンワールドです。

毎回豪華なゲスト陣と、大人計画と新感線の皆様が楽しくて苦しいドラマです

 

来週、いよいよ最終回、どんな風に終わるのかなぁ~

オススメ度:バスバスバスバスガーン

面白いけど、舌先に残る苦味が私にはやっぱりキツイw