三郎(藤原道長)への想いを断ち切れないまひろ(紫式部)は、藤原兼家一家からなるべく離れて暮らし気持ちを他に向けようとします。
まひろは思いを紛らわせるために辻の散楽の脚本を書きます。
この演し物は大ウケし、結果、藤原家の顰蹙を買って大騒動になります。
騒動を見つめてまひろは「みんなに笑って欲しかっただけなのに_」とつぶやきます。
彼女の創作の原点は「みんなに楽しんで欲しい」という気持ち。
そんな気持ちを持ち続けて源氏物語と言う長編小説を書くようになるのだなと思いました。
さて、恋の虎の巻『源氏物語』を書いた式部も、まだまひろという名前の少女。
偶然、貴族の貴公子たちの本音である『身分の高い貴族の娘の婿に入り家名を高めることが大事』って話を聴いてしまいます。彼女の想い人道長は、この話には一言も意見をはさみませんが、まひろはこれで初恋をあきらめてしまいます。
ゆふぐれは雲のはたてにものぞ思ふ
天つ空なる人を恋ふとて
読人知らず
万葉集【意味】
夕暮れの雲を眺めては、ぼんやり物思いにふけっています。
手の届かぬところにいる高貴な恋人を思って
平安の世も、令和の今も恋に胸を焦がすのは変わらないようです。
そろそろ道長と源倫子との縁談が動き出すのかな。。。
オススメ度:
雨の中、逃げだした猫ちゃんは無事に帰れたかが、気になってまーすw