例によって他の方のブログを見ていたらアンソニー・ホプキンスの映画について触れていたので、彼の映画で思い出すと言ったらコレだよなぁと思いまして。

封切り当時に劇場で見ましたが、衝撃的でした。


FBIアカデミーの実習生であるクラリスが訓練中に連続殺人犯バッファロー・ビルの事件解明のために収監中の元精神科医の連続殺人犯レクター博士から助言を引き出す設定です。レクター博士はそれまで捜査協力を完全に拒否していましたが、クラリスとの会話の中で巧妙な駆け引きを行いながら少しづつ捜査の鍵を与えていきます。

このクラリスとレクターとの駆け引きの緊張感と、観客である私たちにも響いてくるレクター博士の心理的な圧力が見終わった後にもかなりダメージがある映画だと思います。※だから、精神的に不安なときは見ないようにしてました。今はね、図太くなったので見直しても平気w


これも見た人に感想を委ねる映画だと思うけれどアンソニー・ホプキンスが名優だってことは間違いがないし、クラリスがジュディ・フォスターだから、あの緊張感が成立したんだと思う。なんでレクター博士に対峙するのがFBI訓練生のクラリスなのか、レクターは他人には語らなかった事件の鍵をクラリスには渡したのか、等々を考え行くのも面白く原作本も読みました(苦笑)。


さて、私たちの心の中の羊は今も鳴いていますかね?