萩尾望都 トーマの心臓(単行本):萩尾望都作品目録

トーマの心臓 プレミアムエディション (flowers PREMIUM SERIES) | 萩尾 望都 |本 | 通販 | Amazon

ブロガーさん巡りをしていたら中学生時代の読書歴が近いのかなーって思う方が、お勧めされて堀辰雄/燃ゆる頬を読み直していたのです。

そうしたら、『トーマの心臓』を読み直したくて仕方なくなって、掘り出してましたよ。ウン十年前の少女コミック。取ってあるんだなぁ...(本の整理しなくちゃなぁ)

 

連載始まる前に『ポーの一族』で萩尾さんはうちの女子校の一部の生徒に絶大な人気がございました。萩尾さんが好きな人、竹宮さんが好きな人で激しく意見を交わす人がいたりして面白い時代でした。その頃、私はウィーンの森少年合唱団(ウィーンじゃないのよw)に夢中でして、夏休みを賭して追っかけをしておりました。

 

ドイツの寄宿学校、黒髪の委員長と金髪碧眼の少年ときましたので毎週店頭に並ぶのが待ち遠しくユーリの心の安寧を願い続けて最終話まで読み込みました。

 

今になって読み返しても、古さを感じない読むたびに気づくことのある美しくて少しやりきれなさの残る物語です。登場人物で私はユリスモール一択ですが、オスカー一択な友人がいます。

これはね、電子書籍じゃないほうがいいと思います。