キューちゃん | 猫の閻魔帳

猫の閻魔帳

あたい、ウニ。
今日も、ママとの生活を書き込んでいくわ。

 あたい、うに。

 

 

 今日のキューちゃん↓

 

 

 絶賛マダオ中ーー。

 

 マダオというのはね「銀魂」をご覧の皆さんにはお馴染みーー。

 

 マ → まるで

 ダ → ダメな

 オ → おっさん。

 

 の略。

 

 

 

 

 なんてさーー

 

 ママなんてーー。

 

 マ → まるで

 ダ → ダメな

 オ → おばさんじゃあない。

 

 なんてーー。

 

 

 なによ、あたいを写すんじゃあないわメラメラメラメラ

 

 今日はキューちゃんのお話なのよッ。

 

 今はあたいたちと仲良しのキューちゃん。

 

 でも、最初からそうだったわけじゃあないのよ。

 

 キューのキューは数字の9。

 

 キューちゃんはママの、虹の橋を渡ってしまったママ(つまりはビック・ママ)の飼っていた9匹目のニャン子なの。

 

 1時にに9匹一緒にいたのかは解らないんだけどーー。

 

 とにかく9番目の9ーー。

 

 でね、ママから見ると大きなキューちゃんでも、ビック・ママのお家から見れば標準サイズーー。

 

 そんなニャン子たちの9番目ーー性格も大人し目、とうことで、いつも隅っこにいたキューちゃんーー。

 

 というか、押し入れの奥に潜んでいたキューちゃんーー。

 

 生前、ビック・ママの家に遊びに行ってもほとんど姿を見たことがなくて、たまにご飯や小用で隠れ家から出てきても、ほんの一瞬ーー。

 

 あれ、何か茶色い物体がーー(ビック・ママのお家にはキジ猫が何匹もいたの)

 

 しかもビック・ママのお家のニャン子は全員人嫌い。模様も同系で1時もじっとしていない、ということでーーどの子がどの子なのか全然わからない状態で月日は過ぎーー。

 

 2年前の豪雨でビック・ママのお家が浸水し、避難生活の中でニャン子たちは虹の橋を渡ってしまったり逃亡してしまったりで、気がつけばキューちゃんは1匹にーー。

 

 それから時をおかずビック・ママが入院、そして虹の橋を渡ってしまいーー。

 

 また、暫くは一緒に暮らしていた義父さんも、自分で動くのが難しく、施設にリハビリ入院することになりーー。

 

 さて、キューちゃんはーー。

 

 

 臆病なキューちゃん…。

 

 人が怖いキューちゃん…。

 

 あたいはね、ママの引っ越しのときに3日間、妹ちゃんの家に預けられていたんだけどーーその3日間。水も食事もほとんど摂らず、トイレは潜んだその場で済ませてしまう(潜んだ場所がクローゼットの中でね、それは大惨事を引き起こしたわけなのよ・本当にごめんなさい妹ちゃんーー)

 

 だから、環境を変えるのは良くない、と思ったママたちはーー。

 

 車を持っているお姉さんたちにキューちゃんのご飯とトイレの掃除をお願いし、様子を見ようということになったんだけどーー。

 

 今までは大勢のニャン子に囲まれ、そしてビック・ママと、義父さんたちと過ごしていたキューちゃん。

 

 誰もいなくなったお家でただキューちゃんだけーー。

 

 ずっと静かな部屋で一人ぼっちーー。

 

 それまでご飯を上げようとしていたお姉さんたちから逃げていたキューちゃんだけど、だんだん淋しくなってしまってーー。

 

 義父さんが入院してから暫くしてからは、ご飯のお世話をしてくれるお姉さんたちにお腹を見せたり、脚に身体をスリスリし全身で甘えーー。

 

ーー行かないで。

 

ーーもっと遊んで。

 

 と、無言の訴えをされ、心が折れてしまったの。

 

 これまでキューちゃんは人間は好きじゃあない、と思っていたママたちもコレではいけないとは思ったもののーー。

 

 ママの姉妹はみんな猫好き。

 

 みんなお家には猫を多頭飼いーー。

 

 たまたま病気の子がいたり、妊娠中の子がいたり、ワン子がいたりと何処かに預けようにも方法がつかずーー。

 

 義父さんの入院は2週間ぐらい、と聞いていたママはペットホテルに預けては? と提案をしたものの、他のニャン子たちの並べて狭い空間に隔離してしまうのもーー。

 

 と、言われれば、キューちゃんは1軒屋で広々生活をしていたニャン子、全然ママよりいい生活をしていたわけじゃない?

 

 やはり、ここは誰かがーー。

 

 と、言うことになって、とりあえずママのところにーー。

 

 っていうことになったんだけど、ママのお家には当然あたいとお兄ちゃんがいるわけよ。

 

 

 あたいたちがキューちゃんと仲良くなれるかはかなり謎。

 

 特に、妹ちゃんの家で大惨事を巻き起こしたあたいは果たしてキューちゃんと仲良くなれるのかーー。

 

 フフ…。

 

 

 フフフッ…。

 

 仲良くなんかなれるわけないじゃなーいメラメラメラメラメラメラ

 

 まずはゲージからオズオズと出てきたキューちゃんに、お兄ちゃんの軽いー猫パンチが炸裂。

 

 

 

 そして、あたいは毛を逆立て唸り、四脚で軽くステップーー。

 

 さぁ、あたいの華麗なる攻撃をーーと思っていたらママがーー。

 

「すごい、うにちゃんのやんのかステップ、初めて見た」

 

 と、茶々を入れだし、その間にキューちゃんには逃げられーー。

 

 でもママのお家はとてても狭いから、隠れる場所なんて全然なくてーー。

 

 

 まずは太平洋のような広い心でキューちゃんを受け入れるお兄ちゃん。

 

 でーー。

 

 

 こうなったわけよ。

 

 今ではもう、あたいたちはママの子供だわ。

 

 これからはずっと一緒よ。

 

 だから、キューちゃん仲良くなっていきましょうね。

 

 

 

 

 

 ■ ■ ■

 

 今日もたくさんの「いいね」をありがとう。

 

 皆さんにはきっと良いことがあるわ。