夫が赴任先から帰ってきた。
大宮まで迎えに行って気分転換の食事。
一旦家に帰り、夫の実家へも(私の実家への報告は別記事で)私の病気について説明に行きました。
義理の父も母もとても驚いていましたが、「治る。大丈夫」とポジティブな言葉をたくさんかけてくれました。
その当時は「私の気持ちはわかりっこない」と、笑顔でやり過ごしましたが、いま2人に会うと本当に私の病気は治るに違いないと信じてくれていることがわかります
「がん患者に頑張れ」は禁句とよく言いますが、私の場合、カミングアウトは私の判断で話したいだけにしかしなかったので、「待ってる」とか「大丈夫」は嬉しい言葉でした。
夕方には予約していた美容院へ。
抗がん剤が始まれば全部抜ける。伸ばしていた長い髪を35センチほどきりました。
ものすごくショートになりました。
どうせ抜けちゃうし。最後のヘアドネーションになるかもな。とか、考えました。
すごく短くなった髪を見た夫は「新境地」と笑っていました。
抜けちゃうし、とか言いながらも、私はこの世の終わりのような顔をしていたと思います。
その大げさな笑顔に救われました