櫻井敦司さんがいなくなってしまった秋。
ずーっと大好きで
ずーっと大ファンで
これからもずーっとこのまま。
悲しいな。
35年間どんな時も聴いてきた歌声は
相変わらずここに在る。
櫻井さんの歌はなくならないけど
もう新しい歌声は聴けないんだな。
あっちゃん本人も突然過ぎてビックリだろうな。
亡くなったあとも
「みんなに心配かけさせてしまったな。
これからのこと迷惑かけてしまうな。」
そんな風に気にかけていそうな優しい人。
どんな歌にも批判の言葉はなく
生と死、愛を時に激しく、
時に優しく歌う人だった。
すべてが美しい人だったな。
何もかもが綺麗な人だったな。
差し出す言葉の前に優しさを感じさせてくれる
そんな歌や言葉を紡ぐ人だったな。
なんて素敵な人に出会えた人生だろう。
なんて素敵な時を与えてくれた人だろう。
嬉しい時、悲しい時、苦しい時、切ない時、
愛に飢えてた時、死にそうだった時、
このまま死んでたまるかと肚に決めた時、
櫻井敦司さんの歌声が私を生かしてくれた。
本当に大好き。
たまらないんですよ。
何もかもが私の理想のままで。
名もなき花の一輪一輪を愛おしむように
私たちファンを愛してくれた。
今年LIVEに行って最後に聞いた
「名も無きわたし」
なんかまるで今このまんまを映し出す歌だなって
聴きながら涙が溢れてくる。
あっちゃん、最後まで
そこに在ろうとしてくれて
脳幹出血してんのに
最後まで歌ってくれて。
悔しかっただろうな、誰より。
あっちゃん、ありがとうございます。
私はあなたの歌に出会えて幸せです。
あなたの存在する時代のこの国に生まれてきて
あなたの紡ぐ言葉や歌やステージを
この目で、耳で、肌で感じられたことが
本当に本当に宝物です。
きっとあなたの歌はこれからも
またどんな時も私の心に寄り添い
この心を励まし、労り、発奮させ、
包み込んでくれるままです。
私はこの47年の人生の中の
35年ずっとそうして生きてきました。
どんな時もあなたの歌があったから
私は生きてこれたと言い切れるんです。
そんなファンが一人、ここにいたんですよ。
そんなファンがきっと
世界にたくさんいますよ。
そこから見えていたらいいな。
あっちゃんからしたら名前も存在も知らない
大勢のうちの一人のファンなんだけど
そんなファンをあなたは大切にしてくれて
「僕たちの宝です」って私たちに
その両手を広げて伝えてくれてきた。
神戸が震災に遭い、その神戸にきてくれた時
「がんばったね、神戸」
そう言ってくれたこと、うれしかったなぁ。
いろんなことがぶわぁぁって溢れて
涙が止まらなくなって
あっちゃんが見えなくなっちゃったなぁ。
もういないんだなぁ。
悔しいなぁ、もっと聴きたかったな、
あっちゃんが歌うこれから紡がれる優しい歌。
私が死ぬまでこの胸の中に在るから
この命はなかなか失くせなくなったな。
死ぬのも怖くなくなったな。
逝ったらあっちゃんいるんだなと思えて。
幸せだなぁ、本当に。
こんな風に泣けるほど
大好きなアーティストに出会えたなんて。
泣きひしがれる私を心配して
いろんな形でそばにいてくれた心友たち。
そんな母を心配して
抱きしめて慰めてくれた息子。
そんな私を心配して
思いをたくさん届けてくれた人達。
全部あっちゃんが
私の人生に与えてくれた
大きな繋がりの種が花咲いたもの。
悲しいだけじゃない
そんな時間にしてくれたから
私、大丈夫。
支えてくれた皆様、ありがとうございます。
私、この数日でものすごい勢いで
優しさに触れて救われました。
気になってたけどなんで声かけていいかわからなくてって。
私もそういう質だから、よくわかるの。
気になってるけどなんて言葉をかけていいかわからなさ過ぎて、ただ見守るしかできないって、
わかるから、そんな優しさも伝わってきてるから
本当にありがとうございます。
さぁ、これから天翔けるように生きよう。
青い空をどこまでもいこう。
魂 震わせ。
悲しくはない。
涙がボロボロボロ 溢れるけど。
青い空を どこまでも行こう。
私たちは自由だ。
こんな時もあっちゃんの歌の言葉の力借りて
私はやっぱり前を向いて泣いて
この足で立って歩いていくんだから、
もう、やるせない自分に身悶え。
けどこうやって生きてきたから
それもまた私。
今日を生きよう。
私のために、愛のために、君のために。
すべてのために祈りを込めて。