社長の奥さんとは電話で
話したことすらなく
初めての会話の内容がヘビー。

といってもこの時点では
私も奥さんも何がなんだか状態。

私は何にも思うことなく、
明るく爽やかに受け答えをし、
奥さんは動揺を隠せない状態。

『○田(社長の名字)から真弥さん
何か連絡は行っていますか?』

「それが全然連絡とれなくて
困っていたんですけど
何かありましたか??」

『朝突然警☆の人たちが家に来て
逮□状が出ていると言って
そのまま連れていかれてしまって・・・』

は?

「え?理由とか説明はなかったんですか?」

『警☆の人が話そうとしたら
○田が後で自分から説明するからと言って
教えてもらえなかったんです』

「で。そのまま今に至る訳ですか」

『はい』


逮□状が出てるってことは
警☆で取り調べを受けているってことで、
当然携帯は没収か。
連れていかれた署は分かったので、
取り敢えず私は会長に連絡をしました。

会長の身内の方にそちら関係の
OBの人がいるので、
何か分かるかもしれないと
慌てて連絡を入れてくれました。

結果として
最近では誤認逮□に関しては
とても慎重になっているから
かなりの証拠があるから
逮□状が出ているはずであることは
間違いないと言われたのです。

でもこの時点でもまだ、
逮□の理由は分からないままでした。

どうすることも出来ないので
取引先の人には
社長は急病で入院したと伝えて
私が問題を請け負うことにして
帰るしかありませんでした。

つづく