昨日の夜、

アパートの更新に伴う

保証人のお願いで

実家に電話をしたところ、


思いもしなかった話を

母親からされました。



昨年の5月、

私の母親の父親の弟

(私の母の叔父)が

なくなりまして、


母と父が出会った場所

(お互い地方から上京して

勤めた場所)であり、

私が生まれるまで

父と母がお世話になった

母の親戚です。


私の幼い頃のアルバムにも

叔父さん叔母さん

(正確には違いますが)は

写っています。



私が息子を生んで

挨拶に行ったきり、

全然会えなかったのですが、

お通夜に私の父母、弟夫婦、

私と息子で伺いました。


その時はまだ

私の息子は高校3年生で

大学受験の真っ最中。


最近になり

連絡が来て私の息子の

大学合格を知って

わざわざお祝いを

送ってくれたというのです。


私や私の両親から

大叔母たちの孫たちに

何か祝いをさせてもらった事はなく、

そんなことはしてくれなくて良いと、

お断りしたようなのですが、


昨日郵送でお祝いが届いたそうです。



息子が生まれて

私の側の親族としては

初めて会ってもらったのが

このたびの大叔母と大叔父。


(自転車で行ける距離に住んでいます)


20歳という無謀な出産だったのに、

満面の笑みで

息子を見てくれていた顔が

今でも思い出されます。


きっと。


私が離婚したと聞いて、

言いたい事はたくさんあったと思います。


でも何も言わず、

気には掛けてくれていたのだと思います。


それが去年、

お通夜の席という場所ではありましたが、

17年ぶりに再会でき、

一応二人で生活出来ていますと

報告させていただけて、


大叔母が血の繋がりはないのに

優しい笑顔で

息子を見て話しかけている姿を見て

本当に嬉しかった。


私のことまで心配をしてくれて、

人間というのは

こうならねばと

私に思わせてくれた女性です。



去年初めて会ったという

生まれたての記憶の無い息子には

「は?」という出来事でしょうが、

息子の夏休みに

お礼を言いに行く事にしました。



実際息子に話しをしたら

迷惑そうな顔をしていましたが、

そいういう人との関わりや

感謝の気持ちを持つことが、

とても大切なんだと言う事を

これから学んで欲しいなと思いました。