8日の夕方。


モラ課長とK君と私。


3人だけが事務所に居ました。


その時、とんでもない話が飛び出し、

K君は笑顔を失いました。



「本社従業員全員の

給料の2万円から3万円カット。

パート・アルバイトの

時給の20円引き下げは

避ける事ができない」


という打開案を馬鹿社長に提案し、

5月の給料から実施しないと、

6月の支払いの時点で、

困窮する現実も

今月半ばには話すそうです。


案の中では

私は2万円の減給が、出ているそうです。


S社を存続させようとすれば

確かに正しいけど、

やっぱり読みが甘い。


またまたモラ課長の話が、

作り話と妄想話しが披露された。


多分、馬鹿社長とS崎の

自己愛者特有の

自分たちに有利になると想定された

都合の用意計画を

自分流に解釈して

自信たっぷりに語られた。


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まず、モラ課長の計算では、

従業員の給料カットで

200万円近く経費が減額出来ると言った。


その場では、私も話を合わせたけど、

絶対に誇大していると思った。


そして今日、出勤してきてから、

2月の給料一覧を元にして、

給料減額後の表を作成したら、

やっぱり100万円が良いところ。


やっぱり、

毎月100万円強足りない。


私が辞めた後は、

モラ課長とS﨑で、

私が管理している事を

分担して受け持つらしい。


こんなどんぶり勘定しかできない奴らに、

私のしていた管理が出来る訳がない。


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次に、

モラ課長の口から出てきたのは、

残っている借金のこと。


試算表を見ると、

2億7千万前後残っています。


それに関しては、

各金融機関に返済能力無しと

判断してもらえるような

赤字の決算書を作成する案が

出ているとかいないとか。


債権放棄してもらえるよう、

細工をするらしいと言っていました。


恐らく、震災の影響で売り上げが減った


とか

もっともらしい理由を付けて、

返済額の減額、

もしくは債権放棄をしてもらえるよう、

いつものように

上手く振舞ってどうにかできると

思っているのでしょう。



馬鹿が。


保証協会以外で、

一番でかい債権には、

自分の自宅が二重抵当に入っている事、

忘れてるんだろうな。


もし、そんなことが出来るのであれば、

世の中倒産する会社は存在しない。


つづく