1月分の全現場分の

タイムカード計算をしていた私。


そこへ、副支配人から


「ねぇ真弥ちゃん、ちょっと・・・」


と深刻そうに声がかかりました。



何かパソコンで分からない事でも

あったのかとおもい、

計算している手を止めて、

副支配人の元へ行ったところ。



Youちゅーぶの動画で、

動物たちの

少し気持ち悪い映像があり、

それをみていました。




「これって奇形?きもちわる・・・」


「やばくない???」







仕事中に堂々と遊んでいて、

仕事をしている人を

こんなくだらないことで呼び出す

あんたの方が やばいっす。







心でつぶやくことしかできない

あわれな事務員の私。



「そういう品種もいるんです」


「奇形じゃないですよ」


と言って席に戻る女優な私。




どんなにすごい動物より、

副支配人という生物の方が、

ありえない。


珍獣は副支配人だと思う。


仕事と遊び場の区別もつかない、

経営者と従業員と言う

立場の違いも分からない女。



見た目は立派な人間で、

スタイルも良いし、顔もいいけど、

知的生物としては、

珍し新種としか言いようがない。