言わずと知れたブラック会社、
モラハーランドなわけですが、
今回は、
「経営者の入札案件の
ずさんな選び方」
をご紹介してみようと思います。
※本日の午前中にあった
ホットな(古っ!)情報をもとにしております
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ここ数日、東京都や区が
年間委託契約の入札案件を、
続々とネットで公表しております。
その中から、
受託したいと思う仕事を選び、
参加申請の希望を出すのですが・・・。
私の考える希望先の選び方は、
①『仕様書』の内容を全て読む
自社で請ける事が可能な案件かどうか、
(資格等の有無等)確認する。
②仕様書にのっとって、
概算見積もりを出す。
③今現在受託している企業が
落札した額を確認し、
自社で出した見積もりと照らし合わせ、
検討する。
④検討後、実際の落札額以下でも
利益が出せると判断できたら、
希望票を提出(データ送信)する。
モラハーランドS社の経営者の選び方
①今現在受託している会社を調べ、
受託金額を確認する。
②金額の大きな案件と、
S社とはつきあいがない会社が
受託している案件を見つける。
※場合により、『協力しますよ(談合)』
と言って”恩”を売るために、
わざと知り合いの会社と同じ案件を選ぶ。
③『仕様書』の内容などは見ず、
当然、概算見積もりも出さず、
誰にも相談・確認せず、
いきなり希望票を提出
(データ送信)する。
※
自分(経営者)が見積もりをすることが
出来ないということは、
問題はないと思っている。
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いい加減なのを知っているし、
見積もりを出させている所も
お願いしている所も見なかったので、
希望票を出しておいてくれと頼まれた時に、
「プリントアウトしなければならない資料は、
出しましたか??」
って聞いたんです。
「どれのこと?」
と聞き返されたので、
「仕様書とか、
添付書類の一覧とかです」
「ん?出してないよ?」
・・・・・。
希望票申請期間が過ぎると
ホームページから削除されて、
仕様書、
見られなくなってしまうんですけど・・・。
っていうか。
仕事の内容や詳細を確認せずに、
仕事を取ろうとする経営者。
仕様書って、
案外内容が微妙に変わっていたりしますので、
例年通りだろうなんていう考えは、
危険なのです。
こんな選び方してるんだから、
落札なんて出来る訳がない。
落札できたとしても、
相当なリスクを背負うか、赤字覚悟か。
はたまた、
希望票を出してしまった後に、
部長か課長に見積もりを出させ、
二人から止められて辞退するか。
馬鹿っしょ。