モラハーランドS社の

従業員たち全員が、

会社に対する・・・・というか

経営者に対する不満?不信?を

日々募らせていて、


それだけならまだしも、

経営者は相変わらず

勝手な行動をし、

プレゼン当日にも、

会社にも出勤してこないという、

無責任な行動をし、


最悪の状態になっていると、

やっとこ気が付いたS﨑。


そして自分の扱いも、


「頼みます」

「やって」

「あれして」

「まかせた」

「宜しくね」


とお願いするだけしてきて、

報酬が月5万っておかしくないか?と

いうことにも気が付いた様子。



そして、部長、課長、私、三人から


「都合良く使われているだけ」


「安く仕事してもらえて、

超ラッキーとしか思っていない」


「S崎さんの生活の事なんて、

全く考えていないですよ」


と立て続けに別々に言われ、

支配人を


「お話しがあるんですが」


と呼びだして、

話しをしようとしました。



ところが。



変に勘の働く支配人。


いつもなら同行しない

副支配人を電話で説得し、

同席させることにしたのです。



事務所には一歩もよらない支配人。


S崎に連絡も入れず、

副支配人にS崎に伝言し、

私も先に言っているから、

後で店に来てねと言わせた。



副支配人が出た後、

私を自分の席に呼び、


「お金の話しや、会社の話しや、

俺の話しや、全部のまじめな話しを、

社長と二人でしようとしたのに、

あの人(副支配人)がいたら、

何も話せないじゃんね」


ふぅ。



「S崎さん、

基本支配人はいじめられっこの

根性と精神です」


「被害妄想も酷いです」


「何か自分が不利になりそうになるのを、

前もって察知して逃げるんですよ」


「S﨑さんが話しがあるなんて

前もって言っちゃうから、

逃げるために副支配人を

同席させるために今、

電話で説得したんですよ」


「わかりませんか?

あの人は、そういう人ですよ?」




この会話のあとも、

延々とS﨑さんの不満は

私と業務課長に向けられ、

付き合わされることになりました。




更には、


「モラルがないよね」

「下品だよね」

「常識が無いって言うか」

「思いやりがないよね」

両親良心の呵責は無いのかな?」


S崎さんから飛び出した本音。


うん 無いよ。



最悪のフライデーナイト。


内部崩壊。


知らぬは本人たちだけです。