今日の、<白いの>の

テナント解約に向けての話しをしに

午前中に出掛けた支配人とS崎。


午後の3時に、

どうなったのか、

○根さんに電話して聞いてみた。


まさかとは思ったけど、

まさかのまさかで、

テナントのオーナーと会わずに、

帰ったそうです。


馬鹿と猿は、


「ここを辞めるなら、

居酒屋を手伝ってくれないか」


「なんなら、新しい商品をここで売ろう」


「新商品を売り出せば、

そこそこ売れるはず」


「なんとかするから、残ってくれ」



まるで、Mさんを見ているようだったと、

○根さんが言いました。


「残るも何も、

3ヶ月分も給料が出なくて、

アルバイトのお金も、

俺が立て替えたままなのに、

どう、生活して行けっていうんですか?」


「新商品の開発だって、

ただじゃできないんですよ?」


「なんとかするって言い続けて、

何ヶ月も耐えてきて、

今に至ってるんじゃないですか!」


「なんとかするばっかりじゃなくて、

具体的に行動で示してくださいよ!」


って言ったそうですよ。


でも、やっぱり二人とも、

日本語が通じないので、

言っている事を理解できないって言うか、

理解しようとしないって言うか。


そういう話しになると、黙ったそうで。



○根さんがぼそっと言いました。


「あの二人は、

3ヶ月給料が払えていない事に、

罪悪感っていうのは、全然ないんですね」


「資金もないのに、

輝かしい未来の話しばっかりして、

人に迷惑かけている自覚がないですね」


「じゃなければ、

給料払っていないことを差し置いて、

ありえない先の話しばっかり、

しませんもんね」



・・・・・。



テナントオーナーに、

解約の申し出をするのが、

契約書を見ると2週間前だそうで、

今日がギリギリ期限だったのに、

明日まで、

考えさせてくれって○根さんに言って、

帰った馬鹿二人。


それはオーナーさんに

お願いすることでしょ?



明日、もう一度店に来るそうで、

○根さんが納得するような話しを、

しにくるそうなんです。


○根さんは、

話しはどうでもいいそうです。


だから、


「未払いの賃金、

84万円を今すぐ用意できるのであれば、

考えます」


って言ってみるそうです。


○根さんには、

居酒屋が立ち退きにあうかもしれない事を、

話してあるんです。


先に未払いの賃金を、

払ってもらってしまえば、

居酒屋が立ち退きにあえばあったで、

居酒屋で働く話しはなくなるし、


立ち退きが無くても、

やっぱり他で働きます。って言えば良いから。



明日また、結果を記事にします。