初めてこのブログに
ご訪問くださった方は、
今までのあらすじを、
記録しておりますので、
<テーマ>の組織図 関係図
に目を通していただけると、
だいぶ話しが繋がると思います。
まだ途中までしか、
記録し直していないのと、
過去記事と照らし合わせていないので、
誤差があるかもしれませんが、
ご了承ください。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
七夕の日に、
こんなタイトルで申し訳ないです。
フェイクカンパニーの、
請求書について、
S崎から副支配人あてに、
電話が掛って来た6日15時。
「ママいる?」
ぶっ!何がママだよ!!
「いいえ。最近あまり、
出勤してきていないんですよ」
と返事したら、食いついてきた。
っていうか餌まいた。
今までは、挨拶程度しか、
した事無かったけど、
良い機会だと思って、話しをしてみました。
「どうして?何かあったの?」
「うーん、催促の電話が、
たくさんかかってくるので、
それが嫌なのかもしれませんね」
「え?そうなの?
それはD社の方の話しだよね?」
「いいえ?S社も支払いが遅れてますよ」
「は?え?そうなの??
え?D社だけじゃなくて、
S社もやばいの?」
あぁ やっぱり、
なぁんにも知らされず、
都合よくつかわれているんだなって
嫌いだけど、同情してみた。
○借金の額
○S社の遅滞総額
○D社の遅滞総額
○S社の年間販売管理費
○D社の始まりから最近までの
簡単な出来事
○TさんとMさんの
連れてこられた時から、
今現在に至るまで
ありとあらゆることを
暴露してみました。
「支払い催促の電話を受けるのが嫌で、
出勤してこないんだとしたら、
それはもう、経営放棄じゃん」
S崎氏、おもしろいことをいう。
経営?
誰が経営しているって?
ちゃんちゃらおかしいこと、
さらっと言うよな・・・。
で、
もうそこまで聞いちゃったら、
逆に支配人に、
何も言えないくらいまで、
敢えてばらしまくり。
えぇ、お気づきの方が居ると思いますが、
支配人に対しての、
直接批判はなるべく避け、
<本当の事>を知らせ、
私の言っている事の方を信じさせ、
表面上は支配人に従わせ、
内面上は私の方に付くように
仕向けたんです。
詐欺師なので、
上手くいくかどうかは、
まだ分かりませんがね。
一生懸命、S社を立て直すために、
どうすればいいのか、
私に色々話しを振ってきたのですが、
(多分、支配人の言っている事を
鵜呑みにしてでしょう)
提案全部に対し、
「それは無理です」
と返答し、
どうして無理なのか、
興奮気味に聞いてこられたので、
分かりやすく、
冷静に言葉を選んで説明した結果、
「そっか・・・」
「なるほど・・・」
「そういうことか・・・」
のコメントと、溜息ばかり
出るようになりました。
支配人ほど頭は悪くないようです。
初めて聞いた話しのわりには、
理解してくれました。
一応S崎も経営者だったはず。
どうしてただの事務員の私に
分かるような事が、
見えなくなってしまうんでしょうか?
S崎が驚いていたのは、
「S社の外注さんへの支払いが、
遅れてしまう時には、
ちゃんと社長から連絡をいれて、
頭下げたりはしてるんでしょ?」
と聞かれたので、
「そんなこと、一度もしたことないですよ」
と返事をした時。
それは酷過ぎると言っていました。
だから
「それだけじゃないですよ」
「エロ部長が、
外注への支払いが遅れているようですが、
大丈夫なんですか?
把握してますか?」
「って聞いた時には」
「うちへの入金も遅れている所があるからだ」
「そう嘘までついたそうです」
この時S崎は、電話の向こうで、
固まったようです。
いわゆる フリーズ?
自分が信じている支配人の姿と、
私が話している支配人の本当の姿に、
あまりにも開きがありすぎて、
思考停止したんでしょうね。
次に出てきた言葉は
「支払い催促の電話対応は、
真弥さんが一人でやってるの?
違うよね?」
「いいえ?全部私が対応して、
社長か奥さんに連絡入れますよ?」
「そのあとは、ちゃんと二人が対応して、
連絡入れてくれたり、
謝ったりしてるんでしょ?」
「いいえ?お金があれば振り込みますが、
あの二人は、自分からは何もしませんよ?」
「折り返しの電話も、
私がさせられる事がほとんどです」
「奥さんはたまに、
直接電話に出てしまった時や
私に電話を代われと言われた時は、
笑いながら謝っていますけど、
ほとんどそんなことはしません」
「え~~~~~~~!」
「酷い時は、居ないって言ってって、
そんな感じでしたよ?」
「それは真弥さんが大変だね。酷いね」
「私がD社の仕事をしたり、
対応する事自体、おかしい話しなんですよ」
「そうだよね。」
「あまりにも
社長に入れ込んでいるようなので、
忠告した方が良いかなと思って、
お話ししています。」
「オフレコでお願いしますね。」
と最後に私が言いました。
S崎も自分が知ってはいけない事を、
知ってしまった訳で。
「絶対に言いません。言えません。」
「でも俺は、従業員の皆が
がんばっている姿を見ているので、
どうにか協力して、
S社を救いたいです」
「お金は廻っているわけだし、
潰れはしないよ!
絶対大丈夫だよ!」
「がんばります」
いや だから。
無理だっつーの。
馬鹿だなぁ・・・。
「お金は入ってきてはいますが、
本来支払わなければならない所へ、
毎月500万円以上遅れっぱなしなので、
税金も滞納しまくりです。
廻っているとは言えませ。
毎月遅滞先が増えてます。」
「うちは潰れないかもしれませんが、
うちのせいで、借金背負う会社や、
給料の遅配の外注が、
増えるだけです。」
とばっさり切っておきましたが、
どうにかするしかないそうです。
私のこの悪魔の囁きが、
今後どう影響していくか、
楽しみです(♥