多数の金融機関がなぜ
モラハーランドに大金を
貸してくれたのか
ブログをご覧になっている
経理にかかわっていない方には
不思議なことだと思われます
そこで今日は
区も騙されてしまうかもしれない
モラハーランドの
『決算書のつくり方』を説明してみようと思います
文章下手なもので
分かりにくかったらすみません
まず金融機関さんは
売上高を重視するようです
モラハーランドの売上高は
平成15年度 9億円
平成16年度 9億円
平成17年度 7億円
平成18年度 8億円
平成19年度 5億5千万円
平成20年度 8億5千万円
立派なもんですね
ほとんどが
ペーパーマージン取引ですが
そんなのは金融機関さんは
あまり問題視しないようです
次に見るのがおそらく区と同じで
純利益
平成15年度 1700万円
平成16年度 900万円
平成17年度 ▲500万円
平成18年度 80万円
平成19年度 1000万円
平成20年度 500万円
モラハーランドの実態は
こんなにひどいのです
売上高だけを上げるために
色々な案件に絡ませてもらって
2万とかのマージンをいただいて
協力会社へ委託する
これが
大金を借りられるための
『決算書の作り方』です
これだけだと多いと思われる
方もいるかもしれませんので
補足します
モラハーランドがS社の売上高をかざし
多数の金融機関でお金を借りだしたのが
平成16年度なんです
でもね・・・
本業の方ですでに借り入れがあり
毎月100万円 返済していたのです
ということはですよ?
1700(純利益)-1200(年間返済額)=
500万円
純利益が1700万円でても
500万円しか残らないわけですよ
ってことは
次に借入するのであれば
毎月40万円の返済で抑えなければ
返済不可能になることもあるって
誰が見ても分かりますよね?
なのにね
前年度の決算しか見ないで
金融機関は貸してくれちゃうので
平成16年の借入は
2銀行から3口で合計
1億8千万借入しています
D社の飲食店が
大成功すると想定しての
借入と返済計画だったようですが
何年計画で借りたのか分かりませんが
10年だったとしましょう
飲食店1つで毎月150万の純利益を
どうやったら出せると思っていたのでしょう?
年間1500万円ですよ?
結果閉店するまで赤字経営で
S社からお金を持ち出す始末
結局飲食店は1年持たずで閉店
居抜で二千万円でかった居酒屋は
赤字ながら経営継続
普通の神経なら
この時点で計画の見直しや
立て直し計画をすると思うのですが
このブログをずっとご覧の方は
おわかりでしょうが
さらなるキチGAY行動に翌年にでます
平成16年度の決算書が
出来あがってしまう前に
新たな借り入れをします
最初の借入した銀行に
更に追加の融資をお願いし
3口増えました
それからメインバンクから3口
某新東●銀行から1口
総額1億4000万円
借入に成功
元々からの借り入れを合わせると
約 3億8千万
使わなかった一部を
平成17年度に返済したようで
平成17年度の決算書の借入残高は
3億4000万円になっています
(ちなみにD社の決算書の借入残高は
3億4000万円のままなので
どこの金融機関も相手にしてくれません
TさんもMさんも この決算書の状態で
何も聞かされず引き入れられました)
たった2年で3億4000万も
借入できちゃったわけです
もちろん
このあとが 大変だったわけで
↑の純利益を見てもらえば分かる通り
S社で返済可能な額は・・・・(汗
借入して始めた新しい店も
ずっと赤字経営のまま半年で閉店
残っていた借入金と
S社の定期預金を解約し
18年度末の借入金残高は
2億5千万円まで減りました
が
平成19年度はメインバンク以外への
返済をほとんどしなかった
(年間で2千万円減っただけ)ため
約2億円分の借り入れが
債権回収会社へ
昨年度末の借入残高は
2億1200万円
8月にS谷から
2,000万借入したので
結局今は・・・2億2千万円くらいかな
かなり話しが脱線しましたが
売上高重視の決算書を
何年も継続して作成できれば
億単位の借り入れは可能でした
例え純利益が しょぼくとも
返せないだろ?っていう額を
借りることが出来たということです
決算書の内容を確認することなく
口頭だけで利益を確認された結果
どう判断されたのかなー
あと少しで支配人が帰ってくるけど
どんな顔して帰ってくるか
分かり次第速報でお伝えします(笑