からの続きです
「何にせよ
申請できるものはしておいた方が
よろしいと思いますので
ご依頼いただければ
申請書類の作成はお請けいたします」
「結局
借りられるか借りられないかの
どちらかってことですよね」
「そうですね
申請した額全額が
認められることは
ないと思いますので
申請した額の8割程度か
ゼロかのどちらかです
どちらかといえば
元々清掃での実績がおありの会社から
独立するというお考えでの起業なら
実績がかなりの効果を発揮して
許可されると思います
よっぽどのことが無い限り
ゼロはないかと思います」
「そうですか 分かりました」
「あ 一つ注意があります・・・
ご存知とは思いますが
奥様がS社の役員のまま
起業することは・・・」
「はい 辞めます
辞めて立ち上げます」
「そうですか それなら
問題ないですね」
「それと 稀にあることなので
お伝えしておきますが
脱税目的での起業は
相手もプロですので審査の段階で
却下されます」
「はい 大丈夫です
まずあれですね
私は借入に対するリストの作成と
事務所の確保と電話の用意ですよね 」
」
「そうですね
それから屋号をお決めになって
登記されてからのお話になりますね」
「事務所なんですけど・・・
マンションの一室とかじゃだめなんでしょうかね?」
「お借りするお部屋が商業用に利用かのうな
契約なのであれば大丈夫です」
「事務所用とかだと賃貸契約が高いので
マンションとかで事務所用に貸している部屋とか
安いのをこれから探そうと思っています 」
」
「そうですか
それでは
準備が整われましたら
インターネットの方からも
お申し込みしていただけますので
ご連絡お待ちしております」
マンションだとか事務所だとか
そんなのどうでもいいわっ!!
え~・・・・
まず 新しく同じ業種を立ち上げる
意味・目的がはっきりされておりません
清掃業っていうのはもう数年前から
氷河期に突入しており
同業者が増えるという事は
ライバルが増えて利益が薄くなるという事
S社から新しい会社へ
仕事を委託するのとなるなら
脱税だと取られるでしょうし
新規での仕事を
新しい会社で受託するというのであれば
その分S社で受託して
借金返せよ馬鹿野郎って思いますし
いくら業界に実績があったって
独立する前の会社は
旦那さんが代表で自分が経理を担当していて
借金まみれで
どうにもならなくなったという事も
実績になるわけで
純粋に 新規事業を立ち上げて
がんばりたいっていうのとは
調査する人には
明らかに違うのは分かるわけです
もし 今S社で受託しているものを全て
新しい方の会社で請けることにすれば
S社には全く利益が出なくなり
倒産するしかなくなりますよね
S社が倒産すれば
支配人は破産せざるを得ないはず
その時までに
自宅の名義を妻に?
個人の資産を妻名義に変更しておけば
大丈夫だって思ってる?
最悪の場合は
偽装離婚か?
借りられる限界まで借入して
自己破産すればいいやって?
そう考えているって
思いませんか?
私も一般的な悪い考えとして
そう思っている・・・というか
そう思っていて欲しいと
思ってしまいます
でもきっと
そんなことも考えていないと
私は思います
絶対 上手く行くと
信じているに違いありません
モラですから
「俺がそういったら絶対そうなるんだ」
と
自分が描いたシナリオとおりに
事が進むって疑っていないはず
(入札参加資格のときが良い例です)
モラ課長に探りを入れたら
エロ部長と業務の課長さんは
支配人のシナリオで
数ヵ月後に辞めてもらう
事になっているそうです
(年齢を理由にね)
今でもアップアップなのに
2人 S社から人手が足りなくなります
エロ部長担当の業務を
ブラック勤務K君に
引き継げと指示が出ていると
モラ課長から聞きました
そういえば先週
「部長も大変だろうからKにも
部長の仕事を覚えてもらって
フォローさせることにしたから」
と調子の良いことを
部長に言ってました
そういうことだったのか・・・
エロ部長がいなくなったら
どうなるのか(人脈が凄いんです)
従業員全員が分かっているのに
支配人と副支配人は
分からないらしいので
支配人のシナリオ通りに
知ら~ん顔して全員で動こうと思います
恐らく
エロ部長が首になった時点で
S社との取引を止める会社も
出てくると思います
ふふふ
何もかも 甘すぎだ
最悪の事態になってしまえ
と心から願っております
ところで・・・
辞めるなら何故
役員報酬 55万円もアップしたの?
行き当たりばったりなのが
こんなところにも ぽろりーんですね