D社の担当税理士さんが来て

来月の決算に向けての話をしています



「3億4千万くらいになってしまっている

S社からの借入のうち

1億2千万ほどを6月の時点で

S社から債権放棄する方向でよろしいでしょうか?」



という話から支配人の謎の回答続出



「債権放棄っていうのは

どういうことになるわけ?」


「え?あ はい

簡単に言えば 貸していたけど

返さなくていいよ あげるよってことになります」


「そういうことか」



_| ̄|〇|||i



「で それに伴って 何かあるの?」


「はい 前にもご説明しましたとおり

放棄という形になった場合

税金が発生する可能性があります」


「どれくらい?」


数千万単位になる可能性もありますが

会長からのお話で

裁判で戻ってくる貸付があるから

それでと以前に言われましたので

そちらでなんとかなると思いますが

結局その後 その裁判の話はどうなりました?」


「今ね まだ交渉中

相手がね のらりくらりしててね

値下げの交渉もあったけど

満額返すって言ってるみたいだから

2千万戻るはずなんだよな~」


「全額回収できるんですか?

じゃ 損害は出ないという事で

話を進めても良いということですね?」


「う~ん そういう話にはなってるんだけど

4月中にって話しが 5月中にって延びたし

未だに何も言ってこないから どうだろう」


「・・・・・まぁ 全額ではないにしろ

それに近い額は回収できるということで

認識してお話を進めましょうか」


「そうですね」






文章理解能力もないのかな?

裁判の書類を見る限り

起こしている訴訟の内容は確かに2千万だけど

先方からの回答に

『その内のいくらかは返済している』ってなってて

返済額と返済日が書かれていたぞ?


それに

『和解に応じようと思いますが 減額を希望します』

ってなってたぞ?


それをこっちがやだって言ってるから

向こうはのらくらしてんじゃないのかい?







(つづく)


これ以上呆れた話しになってゆきます