※過去のお話です





言い争いって 結構体力を使う

あれも これもと 

しまい込んでいた脳の引き出しから出し

溜め込んだ物を一つずつ放出すると

ある程度出したところで 疲れてしまう


あの時こう言ったよね?

そしたら こう返してきたよね?


そんな所にまで話が及んでも

相手が覚えていない 知らない 言ってない

そうなってしまうと

前にも話したのにまた同じ話をしなくてはいけない


時には私の記憶の方が間違っていると言われる


話がどんどん長くなる

そして前に話した時と返ってくる言葉が違う



私が疲れた頃になってくると

今度は萩本からの攻撃が始まる


「気を使えって言うけど 使ってるじゃんかお


これに対するやり取りを 覚えている限りで

書き出そうとすると また長くなるので

相手の言い分だけ書き出してみよう


「毎日不機嫌なオーラ出して帰ってくるから

 おかえりって声を掛けた時に 返事の仕方で判断して

 やばそうな時には 傍に寄らないようにしている」


「ご飯の準備を始めた頃に 一応気を使って

 何か手伝う事はないかと 声を掛けに行っている」


「少し傍にいてみても 手伝う事は無いって言われるし

 邪魔みたいだから

 おとなしく自分の部屋に戻ってゲームをしているだけだ」


「この家に居たって俺のやれることは無い

 だから 自分の部屋にいるだけ」


「別に ゲームがしたいわけじゃない

 やることがなくて暇だからやってるだけ」


「俺だって色々がまんしている」



この頃は相手の言い分はこんなもんだったと

記憶しています




全ての相手の言い分に

言い返しています

だって 自分のいいようにしか言ってないし

気の使い方を間違えていると思うから


人それぞれ気の使い方は違うと思うけれど

私がしてほしいことや 気遣ってほしい所は

そこじゃない


「別に ゲームがしたいわけじゃない

 やることがなくて暇だからやってるだけ」


これは自分の言いように言いすぎメラメラ

なんたって 限度超えてますからパンチ!



そして大体 言い争いの集結は

面倒になってきた奴から切り出します

落ち着かない様子で うろうろしたり

ソファーに座って貧乏ゆすりをしながら


「ねぇ こんなくだらない話に

 何でこんなに時間掛けてるの?

 一体何からこの話合いは始まったの?

 こんな時間の使い方 もったいなくない?」


であるむかッッ!!!!


色んな意味で疲れ果てている私に


仕事でいらいらしてるから

 何もかもがムカツクんだろうけど

 仕事に対しても 家のことに対しても

 何に対しても

 もっと適当に考えられないの?」


自分が何も悪い事はしていないのに

とばっちりはごめんだ発言に切り替わります

そうじゃないんだと 今まで説明していたことなんて

既にどっかに行ってます┐( ̄ヘ ̄)┌


「なんだか いつも話しを始めると

 勝手にヒートアップしていって

 だらだら 時間だけくってさ」


自分の発言が 私をヒートアップさせているとは

気が付かない人です


「別に俺は 真弥に対して我慢している事があっても

 自分からそれを言おうとは思わないし

 がまんできるよ?

 それを自分だけがまんしているみたいな事言ってるけど

 それって 酷くない?」


だんだん私が悪いというように話を持っていきます


「大体 いつも思うんだけどさ

 仕事の事で俺に色々言ってきたところでさ

 俺が言った事に同感できないんだよね?

 俺が言ってること納得できないんでしょ?

 だったら聞いてこなければいいのに

 聞いてくるのは自分でしょ?

 毎度毎度同じような話ばかりだったり

 確定した話じゃなくて 真弥の予想だったりさ

 一々話の内容なんて覚えられないし

 前に話した時と 言ってることが違うとか言われても

 覚えてねーもん


話の食い違いが 私の怒りの地雷になっているのに

それは 色々相談してこられて

覚えていられないんだから しかたないということらしい汗


だったら 俺が言っていることの方が正しいんだと

いつも言い切るのは止めればいいのにガクリ



私が言い返すことを諦めた頃


「はぁ・・・・ もうこんな時間だよ

 今のこの生活について 考えたいなら

 考えればいいじゃん

 俺は 真弥が色々気にしなければ

 この生活 悪くないと思うけどね

 もういい?」



そう言って自室に戻り

頭を冷やすという口実で再びゲームを始めます

毎度のパターン




次回からの言い争いでは

ゲームを何故するかについての言い訳が

私のせいだとなっていきました