※過去のお話です
店舗社員さんたちに
全店舗閉店の知らせをした次の日に
私へ話が来ました
納得がいかなかったのは
言い訳から始まったところです
「昨日 店舗の人たち全員に話てきました
本社の真弥さんが
一番最後に知る形になってしまいましたが
それは真弥さんには残務処理をしてもらうために
他の人たちよりも辞めていただく時期が
遅くなるからです
それと先に真弥さんに伝えてしまうと
真弥さんから店舗へ情報が漏れる可能性も
あったためです」
(`・ω・´)カッチーン
ほとんど社内にいない社長に
そんなことを言われ ぶっ飛ばす
と本気で思い
無表情のまま 社長を見つめました
邪悪なオーラが私の毛穴全部から出ていたのか
社長の顔が少し引きつりました
社長のお姉さんが口を挟みました
「ちょっと社長
それ本気で言ってるの?
私はいつも真弥さんと一緒に仕事してるけど
真弥さんがそういう人じゃないって分かってる
何で真弥さんに言わないのか?と思っていたけど
理由がそんな事だったなんて・・・ がっかりだわ」
いつもは社長の味方であるお姉さんが
この時は私側に付きました
オロオロしだす社長
「あの・・・
何で閉店するんですか?
本社もなくして解散ですか?」
「売上が落ちてきてるでしょ?
これ以上続けても もう無理かなと思ったから
本社は暫く残しますが
身内だけで動かしますので
真弥さんは解雇になります」
「はぁ
あの 少し前から売上が伸びるよう
私も色々提案させていただいたりしましたけど
全て却下だったじゃないですか?
同業者が多いこの業界で 何の努力もしないでいれば
売上が落ちるのは当然のことかと思います」
「うちはね
高級志向でいきたかったから
その信念を曲げてまで 売上を伸ばしたいとは
思わないんだ
今まで通りにやって だめなら
経営を止めればいいだけでしょ?」
返す言葉もございません
経営者の考えがそうなのであれば
雇われている側は 何も言う事ができません
結局 ワンマンな社長に振り回された
それだけの事です┐( ̄ヘ ̄)┌
会社的には 銀行等からの借入は1円もなかったので
そういった意味では問題なく営業停止できるわけです
今の職場のように
借金だらけで にっちもさっちも行かなくなり
退職金も払えないようになってからよりは
確かにましだと思います
でも
人を雇って経営するって
他人の人生も左右するんだから
趣味的感覚で経営されたら
雇われてた方はたまったもんじゃないです
この社長は
会社を始める前に自分の持っている資格で
莫大な財産を残していました
贅沢さえしなければ 一生遊んで暮らせるだけの
預金をお持ちだったのです
だから会社が無くなり 無職になっても
充分生活していけるので 困ることはなかったわけで
店舗社員の方の中には
マンションや家を購入したばかりの方もいて
突然の解雇宣告に納得できない方二人が
組合を立ち上げて
社長と交渉を始めたりもしていました
社長 負けたみたいで
お金払っていたようです( ´艸`)
結局全店舗閉店させた後
残務処理を おとなしくこなし
店舗閉店から2ヶ月で失業
退職金だけでは申し訳ないからと
パソコンやコピー機FAX機など
使える物は持って行って良いといわれ
遠慮なく家電やら棚やらいただきました
失業保険を貰いながら貯金を食いつぶしながら
次の職場を探し
たどり着いたのが今の会社
前職と同じ6年目
人生3度目のピ~~~~~ンチを迎えております
私って
こういう運命なんでしょうね
仕事に関しては
私の責任じゃないですよね?
選んで就職してるんだから
私にも責任あるのかな?
辞められないことに関しては
転職で悩んだことがある方には
理解してもらえる部分もあると思うんですけど
こんな事が2度も続くと
次に行っても同じことにならないか?と
慎重になりすぎてしまうんですよ
贅沢をいうつもりも
偉そうに選んでいるつもりもないんです
ただ 会社っていうものに対して
不信感が凄くあります
また転職に失敗したら・・・って考えると
数うちゃ当たる!!という前向きな姿勢に
中々なれないんですよ トホホ