※過去のお話です




じぃじ(父)との大喧嘩の次の日

私は引越しをしました

冷蔵庫は小さいやつでしたけど

弟が『独立記念』に買ってくれました


(´-人-`)ありがたや・・・・



他の家具や家電は

K(元旦那)と暮らしていたときに使っていた物も

残っていたのでそれを使い

足りないものだけ買い揃え

息子と二人の生活が始まったのですアップ



正直に言えば

今まで親に甘えて生活していた分

全てを自分でこなさなくてはいけないという

不安はありましたあせる


元々の性格なんでしょうか?あせる

新しい生活には1週間で慣れて

楽しいなんてもんじゃなかったです音譜


ずっと貧乏生活をしてきたので

貧乏も苦ではなかったし

欲しいものを安く買うことに

快感すら覚えていましたラブラブ



息子と二人の生活には確かに大変な事もありましたが

話す相手が私しか居なくなったことで

息子が言葉を急速に覚えていきました


ん~ あ~ と言って何をして欲しいのかは

分かりましたけど あえて


「なぁに? ちゃんと言わないと分からないよ~」


と言いながら


「これ? これをどうして欲しいの?」


と質問をし


「取って欲しいの?取ってって言わないとだめだよきゃはっ


と教えながら覚えさせたのですが

直にいろいろ言葉を覚えて行き

会話が成立するようになりました


私が歌えば真似をして歌う



ウルフルズの『バンザイ』という歌をご存知でしょうか?


お風呂あがりに体をタオルで拭くときに

「ばんざいして~」と私が言うと


「ばんぢゃ~い ちみあえておかった~音譜

 このまま じゅうっとぉ じゅうっとぉ ちぬまであっぴー音譜


と歌いながら万歳をして体を拭くんですにひひ


かわいかったなぁ・・・・(遠い目



どこに行くにも二人一緒

たかが近くのスーパーに買出しに行くのですら

楽しく思っていました





この頃の私の教育法


『子どもだからって 泣けばいいと思うのはだめ』

『子どもが嫌いな大人だっている』


この二つを掲げ

息子には言い聞かせ続けました


息子が大好きな犬に例えて


「わんわんは 怖かったりびっくりしたりすると

 わんわんって泣くよね

 何かして欲しいときにもわんわんって言うけど

 だめな時はだめだよね?

 息子君もそうなんだよ

 何でも泣いたら皆がしてくれると思ったら

 だめなんだよ

 泣かないで ちゃんとお話ししないとねニコニコ


「息子君は わんわん大好きだよね

 でも わんわんが嫌いな人もいるんだよ~

 わんわんが嫌いな人がう~って言われたり

 わんわんっ って吼えたり がぶってされたら怒るでしょ?

 人も同じなんだよガーン

 子どもが嫌いな人は うるさい子どもが嫌なんだよ

 いう事聞かない子は 嫌いなんだよ

 だから 人がたくさん居るところでは

 大きな声でお話ししたり 泣いたりしたらだめよかお


「子どもだからって泣いたら許されると思ったら

 だめなんだよ

 ちゃんとお話しできるお口があるんだから

 泣かないでちゃんとお話ししようねニコニコ



言葉が分かるか分からないかくらいの時から

息子に言っていたせいか

とても聞き分けの良い子どもに育って行きました




アパートの中でも 小さい足でかかとから歩くと

ドスドスと響く音がするので


「息子君

 おうちの中を歩くときは 優しく歩いてねニコニコ

 下のお家の人がびっくりしちゃうからね

 足の先で 優しく歩くとドンドンって音がしないから

 皆で静かにお家でのんびりするためには

 気をつけようねニコニコ


といい続け それでも子どもですから

走ってみたりしてしまう

そんな時も


「お家の中は走っちゃだめよー

 しーしーっ よ しーしーっ

 下に赤ちゃんがいたら 

 びっくりして えーんて泣いちゃうよー」


そう私が言うと ぴたっと走るのを止めて


「しーよね しーしーっ

 赤ちゃんえーん赤ちゃんえーん赤ちゃんしちゃんもんねニコニコ


と言って 幼いながらも理解して

集合住宅でのマナーを覚えていってくれました




新しい二人での生活はこうして始まり

楽しい時間が過ぎて行きました




3ヵ月後くらいから

我が家への人の出入りが激しくなり

Mちゃんが色々しでかし

とばっちりが来るのでした・・・・・ トホホ






Mちゃんとは・・・・

私とK(元旦那)がつきあうきっかけを

作ってくれた 私の一つ上の先輩

高校生の時にバイトしていたお店オーナーさんの

娘さんです