※過去のお話です




パートを始め 仕事に慣れてきた頃

パート先に私宛に電話が掛かってきました


店内アナウンスに驚きながら

部の控え室に戻り 外線電話を受けます


息子君になにかあったのかな?




「はい お電話変わりました」


「あ 真弥さんですか?

 ○○保育園の○○と申します

 お申し込みいただいていました

 入園の件なんですが

 退園された子がいまして

 息子君が入園できるようになりました

 入園説明と園の見学に

 本日いらっしゃる事は可能ですか?」


ぶw 今日の今日???


「今 フルタイムでパートをしていますので

 上司に確認してみないと分からないのと

 もし早退が可能だとしても

 息子を連れて行く事は難しいのですが・・・」


「分かりました

 結果が分かり次第ご連絡ください」



突然の連絡に 最初何?え?は?

という感じでしたが

こちらの戸惑いは関係なく

事務的に話しが進み 急なのね~と

喜びと 動揺が一緒に来てしまい

電話を切った後 


「え~っと あれ?まず最初になにすんだっけ?かお


などと独り言を言っていたら

アナウンスを聞いて マネージャーが心配して

控え室に来てくれました


「何独り言言ってんの?(笑

 どうした?電話なんだって?

 子どもに何かあったのか?」


「あ えっと あったっていうか

 保育園から連絡が来まして

 入園できるようになったので

 これないかって言われたんですけど

 今日 これから早退しても構いませんか?」


「おぉ!良い知らせじゃねーか

 早めに行かないと 空き待ちのほかの人に

 連絡されちゃうぞ(笑」


「え! あ そうですよね?

 じゃ すみませんが これから行ってきます」




園に行き 入園手続きの書類の説明や

馴らし保育の説明

入園に必要な物 そろえる物が書かれた

手紙を手渡され

あっという間に お話し終了


「何か質問はありますか?」


「余りに急だったので

 何を聞いたら良いのかも分かりません(汗」


「分からないことがあれば その時に質問していただければ

 すぐにお答えしますから」


「わかりました

 それでは 宜しくお願いします」



こうして息子君の保育園入園は突然許可され

私もびっくり ばあちゃんもびっくり

そして 一番辛い思いをしたのは息子君

今まで じじ ばば にかわいがられ

何でもいう事を聞いてもらえていた

最高の空間から

全員知らない人ばかりの所へ 入れられたわけで・・・


二番目に辛い思いをしたのは じじ

実家の目の前が仕事場だったことで

いつでもかわいい孫に会えたし

二階のベランダから じじを見つけた息子が


「じじ~ じぃじぃ~」


と笑顔で呼んで手を振ってくれていたのに

その光景がもう見れない


凹んでいましたが

いつまでも じじ ばば が見ていられる訳ではなく

仕方なく了承(w




突然始まった保育園生活

ここから息子君と私の毎日の辛い別れが

始まったのですガクリ