※過去のお話です
息子が退院してから
我が家の生活スタイルは変わりました
Kは夜運送の仕事をしていたので
朝帰ってきて寝る
私は息子を普通の生活時間のままで
育てるために
Kが寝てから2時間後くらいに起きるという
真逆の生活になったのです
顔を合わす時間がへり
喧嘩をすることも余りなくなり
Kが寝ている間
静かにすることを心がけて生活していました
昼間に一人で息子を入浴(沐浴)させたり
お散歩に行ったり
Kに頼ることなく 一人で育児しているような
そんな生活でした
大変だったけど 楽しかったんです
息子が4ヶ月か5ヶ月くらいのころ
退院してきた時よりも かなりふっくらし
良く寝て ミルクもたくさん飲んでまん丸に
育児誌などで見る一般動作はやはり
1ヶ月くらい遅れていましたけれど
月に一度は 病院で検査をしてもらいにいって
元気そのものだとわかり安心していました
ある朝 目が覚めて
いつも同じ布団の隣で寝ている息子を見ようと
寝返りをうったら・・・・
息子がいないΣ(・ω・ノ)ノ!
一人でどこかに行くわけもなく
慌ててふすまを開けて隣の部屋を見たら・・・
座椅子を倒してそのまま寝ている
Kの胸の部分でうつぶせになり
すやすや と眠っていました
「びっくりした~・・・・」
と小さな声で言ったら
Kが気がついておきました
「おはよう」
「おはよう」
「帰ってきたら ふぇふぇ泣いてたから
お腹すいてるのかと思って
ミルク作ってあげたら
凄い勢いで飲んでさ~
げっぷさせようと思ってこの体制になったら
俺までここで寝ちゃったみたいだね」
「ごめん
泣いてるの気がつかなかった
疲れてるのに ありがとう」
そう言って息子を抱き上げて
私の布団に寝かせました
「ほら Kもお疲れなんだから
布団に入って寝たほうがいいよ~」
「そうだね」
自分の布団に入り
隣で寝ている息子を眺めながら
眠りについていました
こんなことが6ヶ月目くらいまでに
何度かあり
Kも息子の成長を見守ってくれている
少しだけど育児に協力しようとしてくれている
そう思えたのでした
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こんな時もあったよなーと思い出しました
こういう優しいこともできるのに
なんでそれを継続できないんだろう?
確かに息子に対しては
この時期は優しく接してくれていました
私に対しては相変わらず・・・って所もありましたが
それでも息子に対して
ちゃんと親として接してくれれば
私に対しては別にいいやと
思ったこともあります
でもね・・・・家計を圧迫すれば
イコール息子へも私へも
ダメージが来るってことが
Kには理解できないのですよトホホ