※過去のお話です





どこへ出かけた帰りだったのか忘れましたが

実家の前を通り過ぎ

一つ目の十字路に差し掛かったときです車


信号のない交差点

こちら側が優先道路


普段あまり車も人も通らない交差点ですが

住宅地のため 見通しが悪いので

私が自転車で行動しているときには

必ず止まる交差点



時間は・・・・22時頃だったかな?

Kが運転する自家用車で私は助手席にいました


交差点の左奥に右からくる車を確認できるミラーが

設置されているので

見通しが悪くても ライトで車が確認できるのです


とても嫌な予感がしたんです

ミラーに右から来る車のミラーも

私はしっかり確認できていて

Kはブレーキを踏む様子はありませんでした


「右から車きてるよ!」


という私の声と同時に交差点に進入した私達


なぜそうしたのか 自分でもとっさの事で

覚えていないし 分からないのですが

左手をドアにかけ しっかり握り

足は踏ん張っていました



私の嫌な予感は的中して

運転席側にノーブレーキで車が突っ込んできました


私達の乗っていた車は

向きが右へ120度くらい回転し

運転席側のドアを焦点に くの字になっていましたドクロ


「ぶつかると思ったんだよね・・・」


という私の言葉と同時にKは外へ飛び出そうとしました

でも 曲がったドアが開くわけありません


ドアを開けようと がちゃがちゃKが暴れて

車内から何やら吼えていたら

相手の車








バックして急発進して逃げました!!



怒り狂うKプンプン

エンストしていた車を何とか動かそうと

色々やっています


その間にぶつかってきた車は見えなくなりましたガーン



「もう 追いかけても追いつけないから落ち着いて」


「ちくしょう!! なんだよあいつ!!メラメラ

 ていうか お前なんでぶつかるって分かった?」


「なんでだろ?」


「大丈夫か?どこも何とも無いか?」


「たぶん 何とも無い汗

 ぶつかるのが分かったから 構えた汗

 びっくりして 心拍数は上がってるけどね汗


「とりあえず車を何とかして 交番いくしかねぇな」



と話をしていたら 車が動くようになり

近くの交番へ行きました


その場で救急車を呼んだりするのが

普通なのかもしれませんが

二人とも無事だったことと

Kの怒りがそういう行動を取らせ

それに私も従ったという感じですガーン



交番につき おまわりさんに事情を話し

簡単な事情聴取?みたいなことをして

帰ろうとしていたところ

誰かが交番に来ました


「あぁぁぁぁ!!

 この人です!!

 さっきうちらにぶつかってきた車の人!!」


「え?!

 いや この人は自宅の駐車場に

 車を入れようとしたら運転ミスをして

 近所の塀にぶつけちゃったということで

 話をしにきたはずだよ?」


「間違いないです!この人だし

 この車です!!」


「どうなってんの?」


「ぇ・・・っと 近所の塀に車をぶつける前に

 こちらの方たちの車に衝突しました・・・あせる


 申し訳ありません!土下座


「ふざけんな てめぇ!!メラメラ

 さっきなんで逃げたんだよ!!メラメラ


「怖くなってしまってあせる

 家に帰ったんですけど動揺していて

 また壁にぶつけてしまって・・・」


「君・・・・

 こちらの車には妊婦さんが乗っていたんだよ

 もし何かあったらどう責任とるつもりだったんだ?

 怖くて逃げたって? それは立派な法律違反だぞ?」


「すみませんでしたあせる

 申し訳ありませんでしたあせる

 あの・・・ 日を改めてお詫びに伺います土下座




おまわりさんと少し話をしたあと

私達はそのまま変形した車に乗り

自宅へと帰りました車



この時 妊娠8ヶ月目に入ったところでした





怒り狂っている時に

車が動いていたら

追いかけていたであろうK


私が冷静になるように話しかけて

追いかけても意味がないと分かってから

私の身の無事を確認していました


一番最初に気にしないか??