※過去のお話です





俺は悪くない 妹も悪くない

関係ないお前が色々うるさい

無いものは無い

どうにかしたいなら お前も協力しろ


あまりにも理不尽な発言でしたが

実際私が協力しない限り

Kが解決できる問題ではありませんでした


納得いかないことだらけでしたが

私が動かなければどうにもならない事態



私は自分の親に相談しました


1.『アパートを借りて二人で住みたい』

2.『団地から出なければいけない』

3.『二人の蓄えだけでは厳しいこと』


3番目 親に嘘をつきました

正直に話せば親を不安にさせると思ったからです


この嘘が 後で親に大変迷惑をかけるきっかけというか

ここで正直に話していればよかったガクリ



私の両親は

「結婚資金として貯めておいた分があるから

 アパートを借りる時の費用は全部だしてやる」


そう言ってくれました


アパート探しも初めは私一人で不動産やを周り

何件も行きましたが

何しろこの時 私はまだ19歳

更に無職で主婦でもない


不動産屋がまともに取り合ってくれません

(あれ・・・ この頃Kは何してたんだっけな・・・

 多分仕事だったと思います

 一緒に不動産屋を回ったことはないな・・・)


困っている私をみて 母が知り合いの不動産屋に

こちらの希望を言って 借りてくれました


生活するのに必要な最低限の電化製品なども

半分私が出し 残りは私の親がだしてくれました


この時 両親には申し訳ない気持ちと

感謝の気持ちしかありませんでした

これから先は絶対に迷惑をかけないようにしなくては

そう思っていました




アパートを借りることができ あとは引っ越すだけ

残るは未納している団地の家賃と公共料金


せっかく始まる新しい生活

全部をなくしてから始めたいと思った私は

私の貯金を下ろして 支払ってしまいました汗





Kが言う


どうにかしたいなら お前も協力しろ


協力どころか私の親の協力のもと

全て片付けました


でも

Kから感謝をされることも

お礼を言われる事も

これだけ協力してくれた 私の両親に対しても

自分からお礼をさせれくれと言う言葉は

聞けませんでした