※過去のお話です




返事はやっぱり無理だ という


ちゃんとした理由が聞きたいと思いました


親になる自信が無い

これは分かりました

でも 自信なんてあるないは関係ないように

思いました


本当の理由を知りたくて

もうひとつの理由の金銭面で聞いてみたのです


「お金が厳しいのが本当の理由じゃないの?」


「うん・・・ それが一番大きいかも」


「それは 私が何とかやりくりするのでは

 無理なのかな?」


「実はさ 親父が体調が良くないんだ

 近いうちに入院すると思う

 そうなれば そっちにお金もかかるし

 ねぇちゃんはもう嫁いでるし

 妹はバイトだから収入が限られてるから

 一番出さなきゃいけないのは 俺だろ」


「うん・・・・ そうだね・・・・」


「難しいと思うんだ」


「私は産みたいのね

 まだ仕事も続けるつもりだし

 お金はためられると思うの

 お父さんの方も協力できるならしたいし

 まだ考える時間はあるし

 時間をかけて二人で考えてみようよ」


「そうだな

 俺だってできることなら産んでほしいしな」


「そっか それ聞いて少し安心した」



出来る限りの努力と協力をしようと思いました


今までだって私は無駄使いなんてしてないから

貯金はある

おろすために使うくらいなら

やっぱり産んで そっちに使いたい


Kの言った言葉を信じて

がんばろうと思いました




ところが

この話し合いの後

話し合いをするために

毎日会うようになったのですが

それがKの負担になっていくのです


毎日のように通っていたパチンコ屋へ

私と話をするために 通えなくなり

Kのストレスとなっていったようです


そして

お金の使い方に対しても

私が口を出すようになったために

Kはイライラが募っていったのだと思います


仕事をさぼって昼間パチンコ屋へ行ったり

仕事先でもめてみたり

Sさん達もKの行動を見て

注意をしたり 気にかけてくれていたようです


Kの行動をSさんから聞いて

そのことについても 話をしなければと思いました