元旦那・・・・K
元旦那を紹介してくれた先輩・・・Mさん
と 書きます
恋愛時代を書こうとして
記憶を辿っていて 愕然としました
元旦那と二人で遊びに行った場所って
パチンコ屋しか覚えがない
そりゃそうかも
パチンコ屋しかしらない K は
おつきあいしている二人が普通に出かける場所など
知るわけがなかったんですよね
それと Sさん以外の人と遊んでいる所は
見たことがありませんでした
友達もいなかったんです(;^_^A
朝起きる→仕事に行く→終わればパチンコ→帰って寝る
こんな生活をずっと繰り返ししてきた人に
普通の人間関係が築けるわけがないですよね
いつも近所でうろうろしている私達を見て
先輩Mと彼のSさんは
自分達の出かける時に 大勢いたほうが
楽しいという場所には 率先して誘ってくれました
お正月にSさんの地元へ4人で行き
初日の出を見たり
夜の海に出かけてみたり
Sさんの家でご飯を食べたり
川へバーベQをしに行ったり
いつも私達を気遣ってくれていました
おとなしく 口数が少ない K
どんな会話をしていたのかすら
今となっては 思い出せないくらいです
4人でいるときは
Sさんがいつも笑わせてくれました
楽しくなかったのかと聞かれれば
楽しい時もあったよね?って感じですね
何で一緒にいたのか
それはきっと
彼が生きてきた生い立ちを知ってしまって
一緒にいてあげたいと 思ってしまったのです
付き合い始めて少ししたころ
無口な彼が 私に話してくれました
K は
幼い頃に親が離婚
まだ小学生になるかならないか位の話のはずなのに
Kは父親と母親の壮絶な夫婦喧嘩を記憶していた
(お皿と包丁が飛んでいたらしいです)
Kは3人兄弟の真ん中 姉と妹がいる
姉は父親に引き取られ Kと妹は母親に引き取られた
母親に引き取られた後
しばらくは3人で暮らしていたけれど
そのうち 知らない男の人が出入りするようになり
男の人に 邪魔扱いされていたのを覚えているらしい
そんな生活が少し続いた後
Kと妹はそれぞれ違う施設に預けられ
Kが中学に入学する時に 妹と共に
父親が引き取ってくれた
親に甘えることもできないまま
幼い頃を過ごし
施設で生活していたのに
急に親に引き取られた
でも 家に自分の居場所は無かった
とても厳しい父親で
おかずも遠慮しながら食べ
ごはんのおかわりすら 自由に出来なかった
姉と妹は とてもかわいがられ
自分だけが冷たくされた と
聞かされた時 なんて悲しい人なんだと
思いました
だから 影があるのかなぁと・・・・
彼を救いたい 一緒にいてあげたい
こんな考えを持ってしまったのも
私が幼かったがゆえの勘違い
私に彼の母親代わりができるわけでもなく
救うことなんて 出来るわけがなかったのです