一騒動あったあと

私が仲良くしていた子たちのと関係にも変化が起こりました

川井が自分の悪口を言っていると気にしていた鈴木

休み時間に私のところに来て


「ねぇ 川井に何か言ったの?」


「んぁ~ 鈴木が自分の悪口言ってんじゃねーかって

 聞かれたから 言ってないよって言った」


「う~ん 解ったそれでか・・・

 今日突然肩くまれながら


 『ごめんねぇ あんた悪いやつじゃなかったんだねぇ

 真弥から聞いた これからは仲良くしようよ』


 って言われたんだよね どうすっかなぁ」


「いんじゃないの?今までだって何か気に入らないって

 理由でお互い口きかなかっただけでしょ

 話ししてて嫌なら離れればいいんだし」


「うん~ 何か気持ち悪いね」


「私とは合わないみたいだけどね」



目的が大体解っていたけど鈴木も気がつくだろうと思い

それ以上は何も言わなかった




それからは 私と仲が良かった子たちも

川井たちと話をするようになり

どちらかといえば 私と距離が置かれるようになった


距離を置かれた理由は川井たちのせいだけではなく

萩本も原因だったと思う


佐藤という他校の男子からも人気のあった女の子が

仲良しのグループにいたんだけど

この頃 萩本の彼女だった

私と萩本が仲が良かった事をグループの子たちも

良く思っていなかったらしく

話はするけど 何か壁ができてしまった




萩本の家に何人か集まった時も

萩本を好きだという後輩が来ると

凄く意地悪そうに ぱしりに使う佐藤と仲間達

もちろん 萩本のいないところでね


その時と同じ目で 私を見ているときもあった

佐藤と仲間達は 私と萩本の間には

何もないということを知っているから

私に何か言いたくても言えない

言えば萩本に嫌われると思っていたのかもしれない


そういうのを見るのも感じるのも嫌になって

遊ばなくなっていった


鈍感な萩本もさすがに気がついたみたいで

何か変だよね~って顔しながらも

佐藤に気を使って 私に遊ぼうと言わなくなった




その頃から萩本たちの行動が今までにまして

荒れて行った

それと同時に 仲の良かった女の子たちまで

どんどん 悪くなっていった