ここは「猫の森の診療所」

 

わたしは診療所のカウンセラー「久松 想(ひさまつ こころ)」と言います。

 

ここは、過去のわたしと同じように不倫で苦しんでいる方たちにとっての「安心できる場所」であることをお約束します。

 

初めましての方はプロフィールもお読みください  

 

 

 

少しずつ、わたしがどういう人間か知ってもらうために、わたしと彼のことも書いていきたいと思います。

 

まずは出会いから。

 

実はね、もう出会ったのは20年近く前のことなんです。

 

これを書いちゃうとありきたりな不倫と思われてしまいそうですが、ありのままをここには書いていきたいので正直に書きますね。

 

 

出会いは今でいう「マッチングアプリ」です

 

 

今でこそこういう出会いは当たり前になっていますが、なにせ20年も前のことですので、当時は「出会い系サイト」と呼ばれ、世間ではとてもいかがわしいものとしての印象がまだまだ多い時代でした。

 

犯罪などの印象も強かったですね。

 

わたしは当時、田舎から都会に出てきて数年たっていたものの、知り合いも少なく、アルバイトしながら夢を追うためのアルバイトに明け暮れていて、時間もお金もなく、今思えば、若さだけでなんとか乗り切っていて、実際のところ、身体も心もとてもすり減っていました。

 

若い頃から男勝りで、生い立ちから、男には頼りたくないと思って生きてきました。

 

そんなわたしが、誰かと心通う会話がしたいと、この頃、切に願っていました。

しかも同性じゃなく異性と。

 

友人が二人も「出会い系サイト」でちゃんとした彼をつくって、そのうち一人は結婚もしたこともあり、世間の印象とは裏腹にあまりサイトに登録して出会いを探すことには抵抗がなかったように思います。

 

ましてや始める頃は、とにかく誰かと心と心の会話がしたくてしたくて、わたしは直接話すよりも文章で会話することの方が得意だったので、メールで相手と会話するところまでしか想像しておらず、実際に会うことはないだろうな、なんて正直なところ思ってたんですよね。

 

なので、とても気軽に始めたような気がします。

 

 

そこで出会ったのが彼でした

 

 

今のマッチングアプリってみんな顔写真を載せているじゃないですか。

 

当時のサイトは写真の人よりもサイト内で選択する似顔絵的なものの人が多くて、彼もそうでしたし、わたしもそうしていました。

 

女性は登録した途端、ものすごい数のメールがくるのですが、彼もその大勢の中の一人でした。

 

様々なことを書いて送ってくる男性がいる中(最初から軽い人、妙に重い人、本当にいろんな人がいました)、彼から送られてきたメールはたった一言。

 

「毎日忙しくしていますが、忙しいのって悪いことばかりじゃないですよね」

 

返信にも困るような、そんなメールでした(笑)

 

でもその一言が妙に気になって、ちゃんとプロフィールを見たんです。

 

3歳年下でした。

 

それまで年上の男性ばかりに惹かれてきたわたしでしたが、なんだかこの年下の彼のことが気になってしまって、返信をしました。

 

そこから、なんと半年、彼と日常のあたりさわりのないメールのやりとりが続きました。

 

彼もその間、会おうとは言いませんでした。

 

当時のわたしは女性としての自己価値がとても低くて、そんな感じなので、わたしの方も、会おうと言われたいような言われたくないようななんとも言えない気持ちでいました。

 

もうそのサイトはとっくに退会したので、当時のメールなんてもちろん残っていませんし、あまりにも日常的なほっこりやり取りが多過ぎて、ちゃんと中身は覚えていないのですが、メールがくるとなんだかほっこりしてとても癒されていたことだけは記憶に残っています。

 

 

日々、必死に生きていたわたしの心に、ぽっと灯ったあたたかいキャンドルの炎

 

 

半年の間に、彼はわたしにとって、そういう存在になっていました。

 

そんなある日、彼が免許を取って車を買ったという話になり、突然「ドライブ行きませんか」と誘われたのです。

 

最初は誰とも会う気などなく始めたし、女性としての自己価値がとても低かったので、どうしよう!と本当に迷いました。

 

そこまで似顔絵同士での会話ですから、お互いの顔すらまだ知らなかったんです。

 

が、それでもやっぱり、半年の間に築いてきた絆を失いたくなかったんでしょうね。

 

勇気を出して会うことにしたんです。

 

その前に、写真を交換しよう、電話で会話もしよう、という話になり、生まれて初めて「自撮り」しました(笑)

 

何度も言いますが、女性としての自己価値がとても低かったので、その写真を送ったら、見た目で嫌われてもうメールがこないんじゃないかとひとしきりここでも悩みました。

 

そうこうしているうちに彼の方から先に写真が送られてきて、初めて見た彼の顔が、あまりにも自分のタイプで、逆になにかに騙されているんじゃないと猜疑心にかられたり、心の動きは色々ありましたが、ああ、もう送ってもらっちゃったからわたしの写真も送らなきゃと焦って、もうどうにでもなれ!えいっ!と送信ボタンを押しました。(当時はきれいに写るアプリもなく(笑))

 

その後無事に彼から返信がきて、ほっとした気持ち、今でも覚えています。(社交辞令かもしれませんがキレイですねと褒めてくれたような記憶が・・・)

 

初電話もドキドキしながら電話に出て、声はこんな声なんだ、と思ったり、なんだか妙に緊張したのを覚えています。

 

初恋か!(笑)というぐらい、お互いに不器用で、ゆっくりなペースで、距離を縮めていました。

 

 

 

そしてようやく、約束の日を決め、彼に会うことになったのです

 

 

長くなったのでこの続きはまた後日・・・。

 

 

 

出会いを思い出すと、自分がどうして彼に惹かれたのか、また思い出して、新たな気持ちになれますね。

 

このブログを読んでくれている、同じ恋愛で苦しんでいるあなた。

 

あなたはあなたの彼とどんな出会いだったのでしょうか。

 

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あなたの心が少しでも軽くなりますように