今回はエクスカリバーのマークで有名なガーバー製 メソッドを紹介します。
ガーバーのツールナイフと言うと、ワンタッチでプライヤーを出せるマルチプライヤーってイメージなんですが…
レザーマンっぽいタイプの物も最近は作り始めたみたいですね(サバゲーバリバリの頃は、ナイフ系の興味が薄れてたんで知らなかった)
まぁ、マルチプライヤー系は確かにプライヤー出すだけを考えれば便利ではあるんですが…
構造的に一寸やわな感じがどーしても抜けないんですよね。
兵隊さんみたいに、色々な装備つけてて(手袋とか、ベストとか、アーマーとか)さっと出したい、どーせ使い捨てだぜ!みたいな場合は良いんでしょうけど…
一般人が大事に使う場合は、ちょっとあのガタはネックで、それを改善するには…
やっぱレザーマンタイプかしらん?
良いじゃん色々なメーカーが真似してんだしさぁ…良いものは良いんだよ。
みないな感じでデザインされたんじゃないかな?なんて勝手に想像します。
で
ただ、真似ただけじゃなく、ビクトリノックスがそうしたように、ガーバーもプライヤーを展開しないでツールが出せるシステムを採用しています。
個人的にはレザーマンより優秀なシステムだと思います。
この辺後追いメーカーの強みかなぁ…。
まぁ、レザーマンにはパイオニアとしての意地を見せてほしいところですよね。
頑張りを期待します。
で
デザイン、ガーバーっぽいですね。
黒い部分も金属(航空機用アルミニウム)です。
見た感じはコンパクトなんですが、結構ずっしり重いです。
レザーマンに比べると全長が若干短く、若干横幅が広い感じ
下、レザーマンフューズです
ちなみに全長140mm(閉じて100mm)
重さ 220g
プライヤーを展開したところです。
プライヤーにはスプリングが仕込まれていて、自然にオープンします。
コレも今までのプライヤー系ツールには無いギミックですよね。
このギミック、好き嫌いはあると思いますが個人的には使いやすいと思います。
流石老舗メーカー、ただ真似ているだけじゃないって感じが良いですね。
ハンドルは丸みを帯びていていて、グリップした際に握りやすくなっています。
プライヤーはニードルノーズで細かい作業もこなせます。
マルチプライヤーの様なガタは皆無で、精度も高く産毛もつまむことができます。
根本はワイヤーカッター、中央部分は
ツールを全部出すとこんな感じ
ブレード
セレーションブレード
ノコギリ
ハサミ
平型+ドライバー
マイナスドライバー大、小(大の側面にワイヤーストリッパー)
栓抜き&缶切り
ランヤードリング
ブレードを出すと見難くなってしまうので、しまって片側展開
栓抜き&缶切りが一寸華奢な気も…まぁ用は足りるけど、あんまりラフな使い方はしない方が吉かと。
ハサミは流石ガーバー、頑丈で切れ味も良いです(たしか…シートベルトも切断可能)
マイナスドライバーは、まぁこんなもんかな。
理想を言えば、栓抜き&缶切りの先端をマイナスドライバーに、マイナスドライバーはリーマーにして欲しかったかな。
つーか、マルチプライヤー系って結構リーマーついていないんだけど、そんなに使わないもんかね?
ランヤードリングは個人的にはあっても無くても良いんだけど、あるに越したことは無い。
けど、こう言う形でつけるくらいなら無くて構わないんで、他の機能をにして欲しいところ。
もう片方ね
平型+ドライバーも先端が丸過ぎな気が…
マイナスドライバーは側面にも多機能がありグッド。
ブレード、セレーション、ノコギリ
素材はそんなに良くは無いんだろうけど(値段も安いしね)申し分無い切れ味。
他のツールナイフよりも若干短め(全長が短いからね)
実は、それが日本で所持するには結構重要なポイントだったりします(少なくともうちにとっては)
と言うのも、他のツールナイフだと長過ぎて銃刀法違反になっちゃうことが結構あるんですよね。
コレは5cm未満(48mmくらいかな)
引っかかっても軽犯罪法違反ですむ訳です。
まー法律違反をすることが前提みたいで物騒な話ですが…
職質等でもめた場合、使用目的があったと言っても駄目なケースもあるようなので。
ここの差は結構でかいのです。
各ツールにロック機能付き
んーー法律の関係でロックは無い方が良いんだけど…
ツールとしてはあった方が安全で良いんだよね。
難しいところです
総合として、ツールの出来としてかなり出来は良いと思います。
少なくとも…個人的には持っているレザーマンの、どのモデルよりも使いやすいと思います。
そして、値段も実売5000円弱~6000円程度とリーズナブル。
とっても優秀なモデルだと思います。
私はケース無し現品限りを¥2000で購入しました(赤羽トルーパーズにて)
普通に買うとナイロンのシースがついてきます。