こんにちは。

みかんです。

 

私が上の子を産んだ時

中学受験はほとんど考えていませんでした。

 

賢く、しなやかで、自分の足でしっかり歩んでいける人間に育てたい。

その思いは、ありましたし

それには学力が必要なことも経験から知っていました。

 

だからこそ、幼少期は

自己肯定感、非認知能力をそだてることに重きを置いて

自然の中での遊びを大切にして、できるだけ本物に触れるようにし

子供が興味を持てるように、機会を与え

食いついたら、それを深めるように意識的に子育てをしていました。

 

まわりが、みな、学習方面に力を入れている中

ぶれそうになったこともありますが

教育統計学の本を読んで方向性が間違っていないことを確信し

実際に、育ってきたわが子たちを見て

今は、自分の子育て方針は我が子たちには合っていたと自信を持っています。

 

ですが、現在の教育環境を考えると

個性を伸ばすのではなく、画一的なある程度できる大人を育てることに重きを置いている

公立中学へ進学させるより

個性を認めてくれる中学へ進学するほうが良いのではないか?

という思がここ1年程強くなってきていますが迷いもあり、とても悩ましい状況です。

 

私も夫も田舎出身なので

中学は公立校へいくのが当たり前の環境で育ちました。

人生を左右する大きな決定は高校受験の時が初めてだったと思います。

確かに、高校はその後の大学進学などに大きな影響があったので

高校受験が大切という認識はあります。


しかし

高校受験は、子供自身が選択し、自ら努力する面が大きい部分があり

中学受験は、子供ではなく親が主導する面が大きい気がしています。

 

わが子が、この中学で勉強したい!と思ってくれる学校があるのであれば

親として、できる限りのサポートをすることは確実ですが

 

親が主導して中学受験しなさい!とするのには少し抵抗があるのです。

やはり、子供の人生は、子供のもの。

 

中学受験をするとなると

遊びの時間は格段に減るでしょう。

本当は、せめて低学年のうちは

野山を駆け巡って、毎日遊びに夢中になって

好きなことをとことんやらせてあげたいのですが・・。

 

今、小学一年生の長男。

中学受験をするのであれば、準備は今から始める必要があると感じています。

今までのような方法だけではなく

どうしても、知識の詰め込みをしていかなければならなくなると思うのです。

 

できることなら、知識は親が強制して詰め込むのではなく

自ら、詰め込みたいと思って詰め込んでほしい。

知ることの楽しさ、探求することの楽しさを感じて、自分がやりたいから

詰め込んでいると言えるようになってほしい。

 

あまり好きではないことも

自分のやりたいことをやるためには、それをするしかないから

頑張ってやる。

と自分で選択できるようになってほしい。

 

そんな私の思いと

中学受験が、両立する道がないものか?

と考えを巡らせていますが

 

なかなかいい案が浮かびません。

 

今の方針自体はわが子たちにとって合っているとは思っています。

できれば大きく方針転換をせず

少しだけ比重を変えていければいいのですが・・。

 

調べれば、調べるほど中学受験は生易しいものではなさそうで

しっかりと、方針を固めて挑まないと

 

すべてが中途半端になりそうですし、かといって受験一色にしてしまうと

本来、個性を伸ばしたいから

非認知能力が高い、自己肯定感の高い、人間になってほしいから

受験するはずの中学受験なのに

受験をする準備段階で、親である私や夫が

子供の非認知能力を下げ、自己肯定感を下げ、主体性を下げてしうという結果を生んでしまいそうで・・。

 

心配です。

 

とりあえず、まずはどんな中学があるのか

子供が行きたいと思う中学があるか調べてみて

子供と話してみるところから始めようかな・・。

 

やっぱり、私にはハイリスクに思える中学受験に子供が挑むことになるのだとすれば


それは、子供の「行きたい」という意思がなければダメなのではないか?と思っています。


子育てって難しいですえーん



 




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