癌宣告から4週間ほどが経ち、私たち飼い主側の気持ちも大分、整理がついてきたように思います。

6/1の病院受診では、泣かないと決めていても、まだ現実を受け入れられなくて、診察室で泣きながら話を聞いていました。



それから、3週間ほどが経ち、ティミの余命を受け入れた、受容したと思っても、ふとした時、特に仕事帰りの道中で、涙が出そうになります。そうやって、この悲しみを、現実を、私たち飼い主側は、受け入れていくのかもしれません。




今回、我が家の猫ティミの扁平上皮癌は、左上顎の口腔外にできました。6/20撮影




上顎のため、そもそも外科的切除ができるかどうか。抗がん剤、放射線。このどれをとっても、延命であること。それが、1ヶ月なのか、3ヶ月なのか、半年なのか。

仮に手術で、骨ごと癌を取れたとしても、浸潤した癌全てをとることはできない。いつかまた再発する。また同じ癌の痛みを繰り返さなければいけない。結局最後は、癌の痛みに晒さなければいけない。こんな痛みを味合わせるのは一度きりでいい。

私たち夫婦が選んだ道は、積極的治療ではなく緩和ケアです。

お金が幾らかかろうとも、取ってあげられる場所ならば、一縷の望みさえできる場所であったならば、迷うことなく手術していたとおもいます。



その時その時、悩み抜いた末に決めていたことだとしても、最期は、こうしていればああしていれば、必ず後悔するのだとおもいます。

だから、後悔をしたとしても精一杯やった、それだけは思えるように今をがんばる。ただただ、今を頑張ることしか、飼い主が出来ることなんてないのです。