日本独特の登山の楽しみとして『沢登り』がある。

 

暑いのが嫌いな私にとっては 夏は基本沢の時期である。

 

暑い中、登山道なんて歩いていられるかっというのが本音なのです。

 

沢の楽しみ方は…

穏やかな渓相を歩く ウォーターウォーキング

淵や釜を泳ぐ 泳ぎ系沢登り

クライミング要素の多い 登り系沢登り

困難な地形に挑む ガチ系沢登り

などがある。

これに加えて、沢下りのキャニオニングなんてのもありますね。

興味あります。沢で出会うたびに楽しそうだなぁと感じます。

 

私個人が好きなのは、ウォーターウォーキングと泳ぎ系沢登りです。

 

滝登るのは正直、怖い。

泳ぐのは気持ちがいい。

こんな感じのがいい。すーいすーい。って

まぁ、この滝は流れが強いので結構戻され気味に泳ぎましたが。

cms

水根沢も結構泳ぎが多くて優しいのでお気に入りです。

2年ほど行ってないけど。

ヒネリギ 滑滝

こういった滑滝もきれいですね。

ここは日光にあるとある沢の20×20の滝です。

 

ところで

沢に行くのにはどんな靴がいいのかっというのは

沢をやる人じゃなければ まったくぴんと来ないことでしょう。

いま、主流なのはやはり沢靴。

 

入門者用の柔らかめのフェルト底の物。

中級者以上の固めのフェルト底の物。

ゴム底の物。があります。

フェルト底は苔がおおかったりしてヌメる感じがある沢などに適していて

ゴム底は、そういった場所には向きません。その代りフェルトが苦手とする泥壁の高巻きだとかつま先の感覚が拾いやすいとか下山にも使えるとかいい点はあります。

東京近郊の話なら ほとんどフェルト底になると思いますが…

 

後は昔ながらの足袋に草鞋。これはもう絶滅危惧種と言っていいくらい。

でも、沢でのフリクションなんかは草鞋に勝るものはないとも言われています。

私は使ったことがありません。

難点はいい草鞋が手に入りにくい。消耗が早いです。基本使い捨て。

 

最後に、フェルト足袋。

 

私は、一足目の沢用靴として沢足袋を貰ったのでいまだにこれ。

とゆーか、一足目がだめになって買い替えようと沢靴を履いたら足裏感覚がなくて

なじめなくて沢デビューから ずぅっと足袋なんです。

 

足裏感覚は、靴をはるかにしのぐ。親指先しか乗らないような極浅いホールドも止められ

指の股でのホールド保持なんて靴にはできない方法も可能。

クラックにねじ込んだ時のかかり具合もよくわかると来て

さらには靴よりも傾向性がよく軽い。あと、安い。

弱点は下りに弱い。歩く長い沢だと足がつらいってところです。

 

以上のことから、基本的に沢の一足目はフェルト底の靴が定番。

私のように一足目から沢タビと言うのはかなりレア。てゆーかいるのだろーか?

 

沢に興味がる方はキャラバンの沢教室など参加してみるといいです。

独学で沢を行くのはオススメできません。私が言える立場じゃないのでしょうが…

 

普通の登山と違って沢ではパーティを組んだ方がいろいろと有利な点が多いです。

装備のこと、ルートの選び方、滝の突破の仕方など個々の得手不得手でカバーし合えます。

正直、沢に関しては単独だとリスキーで難易度が上がる。そう感じました。最近。

 

でわでわ。沢の時期はまだまだ続くよ!