とある山屋の戯言日記-100502_0605~01.jpg
 
涸沢岳より
みな無事に下山し
休憩タイムに入る
各々時間まで自由に過ごす
 
奥穂側に目をやると登山者が2人2組見えた 
尾根上を真っ直ぐ進んできて梯子の上辺りに下るようだ
 
 
ザイルが流れる
 
あ。足んないじゃん
1人が降り出す
慣れた感じだ
ザイル末端から数m下の岩に問題なく辿り着いた様に見えた
パートナーを待つ
 
パートナーは苦戦していた。アックスをダブルで使いゆっくり降り行く
ザイル末端に着くと動きが止まる
 
動けないようだ
 
 
 
いゃー…登らんで良かったな コレは
 
かなりカリカリなんだと予想される
登るのは問題ないだろう
 
降れんよ ウチでは
全力でそう思った
 
 
時間は掛かったが
パートナーも無事に降り
 
なんだか たまたまタイミングが一緒になったもう1組もザイルを借りて降り出す
 
 
いやいや
それ ザイルが無かったら下れてないんじゃない?
 
 
そんな足取りだった
 
その後もザイルを流しながら降ってくる
 
降りきると岐阜県警登場
 
注意されているようだ
そりゃぁなぁ…
 
 
今年のGW前半の奥穂登頂率は極めて低いだろう
登れた人 オメデトウ
うらやましいょ
 
 
そして、下山に入る 
グズグズの斜面を降り出す
斜度がキツくてシリセ出来ぬ…(-x-;)
サクサクと…
降りたかったのだが
日が高くなり雪もバッチリ腐ったので
沈む沈むwww
 
あかん こら あかん
 
ザイテンの北側にまわり少し降ると先頭が
一気に離れていく
 
おぉ…シリセで
一気に行きよる
 
 
よっしゃー
ウチも行くぜー
 
 
ひゃほーーーい!!!!
ずしゃぁぁああぁーッ
 
 
本日も超速シリセード
 
制動?なぁにそれ?
 
 
一気に降る!
降る!
降る!
 
ずぉーーッ
ずしゃーッ
 
 
方向が逸れると
ローリング(危ないから止めましょう)
 
ひゃほーーーい♪
 
無茶苦茶楽しみながら
一気にテントまで
10分足らずの場所まで降ってくる
 
 
 
遅れているメンバーにはリーダーが着いているので
連絡を入れ先に
テントに戻る
 
とても楽しく緊張感のある涸沢岳は終わった
 
明日は帰るだけか
 
 
帰りたくなぁーい!!
 
もぅここに済みたいよ!
後ろ髪引かれまくりでした
 
 
続く