女峰山からの降りは雪があったりなかったり
ある場所かなり踏み抜く
そんな感じで雪を崩しながら進む
ガレ場まで来ると
土がすっかり出ていたのだが、ガレと言うよりザレ場な感じになっていた

雪融けで地面がユルユルなんだろう
樹林に入る頃には、ブーツが土埃で真っ黒になってしまった

樹林はそこそこ絞まっていて踏み抜きはすくなかった
冬に付けた目印が目線より高いところに見付けられた
今年の日光の積雪は少なかったけれど
それでもソコソコあったようだ

小屋まで残雪は続く
小屋前は土が出ていたが周りは雪に囲まれていた

コレは、下の水場も怪しいな
とゆーか、こんな残雪の中 100mも今更降って登り返したくないゎぁ…

水場の偵察は諦め、稜線で確保した雪を溶かし水作る

時間が余ったので
土間の掃き掃除をして二階と床下に放置されたゴミを少し回収


手袋とかは忘れたのかも知れないけどガス缶は
明らかに故意だよなぁ…

まったく…
そんな人は山に入らないで欲しいです


その後、野木山岳の水場の調査書を読むと どうやらこの時期も下の水場は使えるようだ


18時を回ろうとしていたが まだ明るい

随分と日が長くなったものだ
ガスっていた空は
やや晴れて なかなかの風合いのある夕方を楽しめた



翌朝4:00起床
5:00頃出発

前日濡らしてしまった靴は、やっぱり乾いていない(-o-;)
ぐしょっと気持ち悪い

空は、快晴ではないが悪くない
気持ちのよい朝だ

踏み抜きながら降ること10数分
水の流れる音がする
水場だ

水は、かなり勢いよく出ていた1Lのプラティパスが数秒で満タンだ

ココで2.5L確保
女峰の冷水のお持ちかえり~(>ヮ<)

標高も2000mくらいまで下がると雪は殆どなくなる

この唐沢のルート
樹林なのだが
なかなか明るい
ちょいちょいと男体山が顔を出す
荒沢出合まで降ると道は別れる
そこは左手に流れる涸沢を渡り笹藪の斜面に
歩く人が少ないのか道は斜めっており
足首に負担がかかる
踏み跡は 続いていく
太陽が上がり気温も上がってくる

次第に藪は深くなり道を隠す
ラインは見えるし
印も煩いくらいにある
視界が悪くならない限り迷うことはないだろう

気持ちのよい
山歩きはまだ終わらない


続く