皆様、こんばんは。

 

先週は更新できなくてごめんなさいね。

土曜日までお仕事で出張していて、日曜日に時間が取れませんでした。

この土日はずっと家に居たので、ちゃんと書けましたよ!
 

さて、コロナが落ち着いてきて、少しづつ、経済が回り始めましたね。

嬉しい限りです。

それにしても、こんなに急に新規感染者が減少するなんて。

ワクチンの力ってすごいですね。

 

それに伴って、未接種者に対する差別が拡大してきました。

任意だから接種しない権利もあるので、未接種に対して非難することはダメですし、

中には打ちたくてもアレルギーなど体質的な理由で打てない人もいらっしゃるのでしょう。

 

一方、企業にとっては、未接種者がいることは会社のリスクになるわけで、可能な限り接種して欲しいと判断するでしょう。

しかし、あくまで任意なので、本人には強制できません。

 

従って、既に雇用契約を結んでいる人を、接種を拒否していることを理由に解雇することは許されません。

しかし、接種を正当な理由なく拒否している人を、新たに採用しない事はするでしょう。

採用時に、接種証明を求めることも(禁じられていても)始まるでしょう。

 

接種を法的に強制するには、接種をしない事が公共の福祉に反するかどうかが、

(個人の接種しない権利を制限するであろう)法律の根拠になるのでしょうね。

他国の動向も気になります。

 

それにしても、数か月で効果が無くなるとか困りますね。

全国民が毎年3回接種とかになると、製薬会社はぼろ儲けですよ。

なんか釈然としないナツです。

 

さて、続きです。

 

そしてあっという間に時は経ち、季節は過ぎていきます。

 

 

念願の夏休み。

 

毎日がお休みって、なんて楽しいんでしょう。

 

私は毎日、アイトと遊んでいました。

まあ、傍から見てたら、ただの一人遊びにしか見えませんけどね。

 

地面に絵を描いて、これは何って当てるゲームをよくしていました。

悲しいかな、私の描く絵が下手くそなので、ゲームになるんですけど。

 

「これは何かわかる?」

「いぬ。」

「ぶっぶー。」

「え?何?」

「ウマ。」

「じゃ、これは?」

「ウマ」

「ぶっぶー。」

「これはいぬ。」

「えー!お馬といぬと、どこがちがうの?」

「・・・。」

 

黙るわたし。絵が下手で、どう見ても同じものにしか見えないの。

あと、イヌとネコとか、ニワトリとすずめとか。

 

それにしても、大きくなってから初めて気づいたのですが、アイトは私の考えてることが分かるはずなのに、どうしてこれがゲームになっていたのでしょう?ゲームの時はわからないのか、わからないふりをしてくれていたのか、今となっては確認のしようがありませんが。

 

でも、とても楽しかったです。

 

他には、おままごとは良くしていました。

欠けて使わなくなったお皿なんかは、母がおままごと用に小さいお皿なんかを私にくれていたのです。都会の子供が持っているようなおままごとセットなんて、売っていなかったですしね。

 

そこに土や草を載せて、アイトと二人で、おままごと遊びもします。

アイトは小さいのと、ものが触れないので、アイトがお母さん役をするときは、私が黒子になって、お母さんのお仕事もしてあげるのでした。

 

そんな日々の中、ウイークデーでしたが、母が海に泳ぎに連れて行ってくれたことがありました。私の地元は田舎ですが、山も海もあります。

 

前の日にアイトに、『明日はみんなで海に泳ぎに行くの。アイトも一緒に行こうね。』って言うと、アイトはすごく盛り上がっていました。

 

その日は、お弁当と麦茶の入った水筒を持って、母と姉妹3人とアイトでお出かけです。アイトは他のみんなには見えないけど、やっぱりカウントしなきゃね。

 

母は車が運転できないので、父がちょっとお仕事を抜け出して来て、車でみんなを海まで連れて行ってくれます。それからお仕事に戻り、夕方前にまたお迎えに来てくれていました。

 

そうそう。父は会社員の営業職だったので、普段から昼間は外に営業で出かけていて、お昼は家に帰ってきてお昼ご飯を食べて、また出掛けることも多かったです。お仕事中に家族を海に連れて行くって、ホントはダメなのでしょうが、おおらかな時代だったのでしょうね。

 

家から海まで歩いてくと1時間近くはかかりますが、車だと、10分やそこらで海水浴場の近くに着きます。海の近くの道路で車から降りて父にバイバイして、みんなで歩いて松林の中の狭い道を抜けると、町の小さな海水浴場がありました。

 

売店も無いような、ホントに小さな海水浴場です。

 

先に来ていた親子連れが何組か、波打ち際で遊んでいるのが見えました。

 

そうそう。普通の海水浴場は砂浜が多いのですが、この辺りの海岸には砂浜が少なく、私の町の海水浴場も岩場の間にできた砂利の浜でした。砂利は直径5cmくらいから10cmくらいの丸い砂利がごろごろしています。

 

砂利なので砂浜のように走ったりは出来ませんが、砂が身体にくっつかないので、ちょっと汚れにくいのが利点だったみたいです。歩くと、神社の玉砂利の上を歩くような音と感触がしていました。

 

砂利の浜に、家から持って来たゴザを敷いて、その上に荷物を置いて、スタンバイします。

 

アイトは、と言うと、初めての海に大はしゃぎです。

 

「なっちゃん、海だねー!すごーい!!」

「ホントね。広いでしょう!」

 

「うん。すごーーーーく広いわ。早くお水の近くに行こうよ!」

「ちょっと待ってね。すぐに着替えるから!」

 

母を見ると、一番下の妹を着替えさせていました。妹達はあせもがひどくて、海につかるとすぐ良くなるようで、夏はわりと頻繁に海に来ていました。私はぱぱっとワンピースを脱ぐと、下は水着を着てきているので、すぐに海に入れます。

 

上の妹は母の横でもたもた着替えています。

 

「なっちゃん、泳ぐんじゃったら、準備運動してから入りよー!」

母が声を掛けます。

 

「はーい。」

適当に準備体操みたいなのをして、波打ち際でしゃがみ込んで海の水の中を見ます。

 

「すごーい。お水が綺麗。お魚もたくさんいるのね。」

アイトは私にしがみつきながら、海の中を興味津々で見ています。

 

そう。当時も今も、私の地元は海が綺麗で、水がとても透き通っています。

 

茶色と黒のまだらのような色をした小さなお魚が、海底の砂利の間をすっと泳いでいくのが見えました。

 

手を伸ばして見ましたが、さすがに素手で触れるようなものではありません。

 

しばらく波打ち際で遊んでいると、母と妹ふたりも、波打ち際に来ました。

 

私も含めて、母以外は泳げないので、みんなで、波打ち際で遊ぶのが海水浴です。

 

先に来ていた他の親子連れは、私と同じくらいの子供を二人連れて、母親も水に入って、浮き輪に入った子供達を横で見ていました。

 

「なっちゃん、あれなに?」

突然アイトが、海の少し沖の方を指さして声を上げます。

 

続きます。

 

いつも応援していただいて、本当にありがとうございます。

とても感謝していますよ♡

 

お1人さま週に一度くらいで結構ですので、「また書いて」って思ったら、ピッとワンクリックお願いしますね~

ホントに、いつもありがとうございます!

 

皆様に幸せがいっぱい舞い降りますように!!!

人気ブログランキングへ